監督退任発表の浦和、4発撃ち込まれ完敗… 鹿島は上田綺世が鮮烈2ゴール、エヴェ今季17点目!

2020年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤にレオ・シルバがダメ押し

頭と右足で2ゴールを叩き出した上田(36番)。鹿島の勝利に大きく貢献した。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは11月29日、30節の4試合を開催。県立カシマサッカースタジアムでは、鹿島アントラーズ対浦和レッズの一戦が行なわれ、鹿島が4-0で完勝した。

 試合は開始10分に早くも動く。左サイド深くへ押し込んだ鹿島は、エヴェラウドのニアサイドへのクロスに上田綺世が飛び込み、DF槙野智章よりも一瞬早く頭で合わせネットを揺らす。鹿島が幸先よく先制する。その後、浦和も反撃し、マルティノスがポスト直撃のシュートを放つなど、惜しい場面も作るが前半は鹿島の1点リードで折り返す。

 迎えた後半、鹿島はゴールラッシュで浦和を突き放す。50分に上田がこの日2点目となるミドルシュートを叩き込むと、64分には浦和の守備の乱れを突いて、エヴェラウドが今季17点目となるゴールをゲット。さらに81分には土居聖真のチャンスメイクからレオ・シルバがネットを揺らし、4点目を奪いダメ押し。

 結局、試合は鹿島がクリーンシートを達成し、4対0でタイムアップ。鹿島が完勝で勝点を55に伸ばし、ACL出場圏内の3位名古屋グランパスに勝点1差と迫った。一方、今季限りでの大槻毅監督の退任を発表した浦和は守備が崩壊して2連敗。勝点45にとどまっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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