三好康児先発のアントワープが、アウェーでLASKに2発完勝! グループJ暫定首位に浮上【EL】

2020年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

三好は先発し、81分までプレー

ゴールやアシストはつかなかったが、攻守に積極的に走り回り、存在感を示していた三好。(C) REUTERS/AFLO

 現地時間11月26日、ヨーロッパリーグのグループステージ第4節が各地で行なわれ、日本代表MF三好康児が所属するアントワープは、アウェーでオーストリアのLASKと対戦した。

 前節はアントワープが0-1で敗れたこのカードで、三好は3-4-3の右サイドハーフで先発。アウェーチームは前半から積極的に攻撃を展開して主導権を握る。三好もら積極的にボールに絡む。前半だけでもセットプレーから何度か絶好機が生まれるが、シュートがポストに弾かれるなど、得点には結びつかない。

 対するLASKも攻め手を欠き、エリア外からのミドルシュートも積極的に放つなど打開を試みるが得点を奪えず。前半はスコアレスで折り返す。

 迎えた50分、LASKのトラウラーが、スピードに乗ってエリア内に切り込んできたリットチエ・デ・ラートを足をかけて倒してしまい、一発レッドに。ファウルされた場所がギリギリエリア外だったのでPKとはならなったが、直接FKをライオル・ラファエトロフが蹴り込んで、アントワープが先制&アウェーゴールを奪うことに成功する。

 その後は数的有利なアウェーチームがボールを支配する時間帯が続く。三好は攻守に走り回ったのち、81分にピッチを退いた。アントワープは83分、三好と交代で入ったジョーダン・ルカクのアシストから、ピーター・ジェンキンスがヘディングシュートで、追加点を奪うことに成功した。

 試合はそのまま2-0で終了。アントワープはこの勝利で勝点を9に伸ばし、グループJの単独暫定首位に浮上した。GS第5節は12月3日、ルドゴレツとホームで対戦。10日GS最終節では、トッテナムとアウェーで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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