「史上最悪の試合」オーウェンがCLで敗れた古巣リバプールを酷評!「監督のプランが完全に裏目に出た」

2020年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ホームでアタランタに完封負け

試合に敗れ、がっくりと項垂れるファビーニョ(左)とミルナー。(C)Getty Images

 現地時間11月25日、チャンピオンズ・リーグのグループステージ第4節が行なわれ、プレミアリーグ王者のリバプールは、ホームでアタランタに0-2で敗れた。

 前節は同じ相手にアウェーで5-0と圧勝したリバプールだったが、主力を温存した布陣が全くかみ合わず、いいところなく敗北。ユルゲン・クロップ監督は、試合後に改めて過密日程に対する怒りを露わにした。

 だが、言い訳無用とばかりに試合内容を批判的したのが、元イングランド代表FWのマイケル・オーウェンだ。

 現地で中継を担当した『BT Sports』の解説を務めたリバプールのレジェンドは、古巣を酷評した。
 
「これまでにも良くない試合はいくつか見たけれど、これは史上最低だと思う。本当に本当にお粗末なパフォーマンスで、リバプールとして見たなかでは、最悪のものだった。監督の目論んだターンオーバーが完全に裏目に出た結果だ。

 ただ、本当に心底嫌になる日だと思うけれど、常に前向きではあるべきだ。まだ(GS突破の)チャンスが消えたわけではないし、(リーグ戦のある)日曜日に負けるよりはだいぶマシだ」

 同席していた元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンドは「次のアヤックス戦が重要になる」と語った。

「クロップが今日のパフォーマンスを鵜呑みにすることはないだろうし、出場機会のないプレーヤーは多くを学ぶことができたはずだ。次のアヤックス戦では、悔やむことのないような戦いをしてもらいものだ」

 第5節のアヤックス戦は、再びホームのアンフィールドで行なわれる。勝てばグループステージ突破が決まる一戦で、クロップ監督はどのような采配をみせだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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