2度目の日本人対決も中島翔哉のポルトに軍配! マルセイユは酒井宏樹が先発、長友が途中出場も、ドロ沼4連敗…【CL】

2020年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

お互いにひとりずつ退場者を出す荒れた展開に

先制点を奪われて肩を落とすマルセイユ守備陣。酒井(左から2番目)は声を張り上げて仲間を鼓舞していたが…。(C)Getty Images

 現地時間11月25日にチャンピオンズ・リーグの第4節が行なわれ、グループCの酒井宏樹、長友佑都が所属するマルセイユは、ホームに中島翔哉が所属するポルトを迎えた。

 前節も同じカードで3-0とポルトが快勝。先発したのは今シーズンのCLで勝ち星を挙げられていないマルセイユの酒井のみで、長友、中島はベンチスタートとなった。

 前半から一進一退の攻防がつづくなか、均衡を崩したのはアウェーチームだった。39分。サイドゥ・サヌシのゴールでポルトが先制する。

 ポルトは67分にマルコ・グルイッチがこの日2枚目のイエローカードで退場処分となる。しかし数的不利な状況が続いたのは3分のみで、70分にレオナルド・バレルディも退場処分に。この場面で獲得したPKはセルジオ・オリベイラがきっちり決め、ポルトに追加点が入る。

 78分にマルセイユは長友、79分にポルトは中島をピッチに投入。日本人選手全員が同じピッチに立ち、両チームがお互いに仕掛け合うオープンな展開に。中島が敵陣に入り込む場面で、長友や酒井が対応するシーンなども見られた。

 終盤はマルセイユが押し込む展開が続き、ポスト直撃の惜しいシュートも見られたが得点には至らず。試合はそのまま2-0でポルトが勝利し、勝点を9に伸ばしてグループ内2位をキープ。一方のマルセイユは、4敗目を喫し、最下位に沈んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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