「今日が終わらないでくれ」川崎の最速Vを決める3得点!家長昭博が喜びを語る

2020年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

家長はジュニアユースから過ごした古巣相手にハットトリックを達成

2試合ぶりの出場で決定的な仕事をやってのけた家長。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは11月25日、各地で第29節の6試合を開催。等々力陸上競技場で行なわれた1位の川崎フロンターレと2位のガンバ大阪の一戦は5-0でホームの前者が勝利を収めた。

 この試合で勝つか引き分けで2シーズンぶりの3度目の優勝が決まる川崎は、この結果4試合を残してJリーグ史上最速の優勝を決めた。

 試合は22分に登里享平のクロスからレアンドロ・ダミアンが幸先良く先制すると、45分、49分、73分と家長昭博が立て続けにゴールを決めハットトリックを達成。さらに90分には交代出場の齋藤学もゴールを決め5-0で勝利を収めた。

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 ジュニアユースから過ごした古巣相手に勝負を決めた家長は、試合後のフラッシュインタビューで「今日が終わらないでくれという感じです。それぐらいうれしいです」と喜びを語り、今季の戦いを振り返った。
 
「コロナウイルスでJリーグも中断しましたし、最初はお客さんも入れない状況でしたけど、本当にみんなの支えでJリーグも再開できましたし、こうやって最後、まだ満員ではないですけど、みんなと一緒に戦えたということは非常に嬉しいです。(中村)憲剛さんも今シーズンで終わりですし、特別なシーズンだったと思います」

 川崎はリーグ戦の優勝が決まり、これによって天皇杯への出場権と来季ACLの本大会(グループステージ)出場権も獲得した。

 家長は「1年間チーム全員で戦えたし、勝点も2位とけっこう離せたし、本当に素晴らしいシーズンだったと思います。残り試合はまだありますが、しっかりと頑張りたいと思います」と今後の戦いも見据えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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