「獲得して大正解」ブンデス公式が遠藤航の守備面での貢献を称賛!「本当に良い選択だった」

2020年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

インターセプト数もリーグトップ

日本代表でも中盤の底で存在感を示した遠藤。1対1の場面で強さを発揮している。 (C)Getty Images

 遠藤航の所属するシュツットガルトは、昨シーズンにドイツ2部を制し、今季から再び1部の舞台で戦っている。現在までの8試合の成績は2勝5分1敗で、開幕戦以降は無敗。リーグでは8位につけている。

 日本代表MFはこの8試合すべてにフル出場しており、デュエル勝利数はブンデスリーガのトップを記録(133回)。不動の主力として、ペッレグリーノ・マタラッツオ監督からも「彼がいないと、うちのチームは成立しない」と全幅の信頼を寄せられている。

 そんなシュツットガルトは、27日にバイエルンと対戦する。大一番を前に、ブンデスリーガの公式HPでは、"昇格後"に好調を維持しているシュツットガルトを「スピードとゴールへ迫る危険性を高めたチーム」と評し、特集を掲載した。

「今の彼らには残留争いは遠い話題で、むしろヨーロッパリーグ出場に近づき、王者(バイエルン)との対戦に大きな可能性を秘めている。シュツットガルトがこんなに良いバランスを保っているのは、2011-12シーズン以来だ」
 
「彼らは現在、リーグで最も若い(平均年齢24.6歳)チームである。攻撃面ではバイエルン、ドルトムント、RBライプツィヒを上回る120本のシュートを放っており、ワイルドな若者たちが勢いを見せている」

 そして、背番号3については、「クラブでスポーツディレクターを務めるスベン・ミスリンタット氏が獲得した大正解のプレーヤー」と称えた。

「ドルトムントやアーセナルのスカウトとして活躍していたミスリンタットによるワタル・エンドウの獲得は本当に良い選択だった。日本人プレーヤーは今シーズン、ブンデスリーガにおいて、守備に回った際に最も多くのデュエル勝利数を挙げ(141回中、79回の勝利)、全ての中盤のプレーヤーのなかで最も多くのインターセプトに成功している」

 遠藤は先日行われた日本代表のオーストリア遠征でも、1対1の強さなどで存在感を発揮した。絶対王者との一戦で、どんな活躍をみせてくれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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