「ぜひ父親と同じ道を…」史上最速でCL15ゴール達成の“怪物”ハーランドに同僚も絶賛! マンCのファンからはラブコール殺到

2020年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

通算12試合16ゴールはメッシ、エムバペ超え

早くもCLで15ゴール、16ゴール目をマークしたハーランド。(C)Getty Images

 現地時間11月24日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのグループステージ第4節(F組)で、ドルトムントはアーリング・ハーランドの2得点を含む3ゴールで、クラブ・ブルージュを下し、決勝トーナメント進出に王手をかけている。

 CL通算出場12試合目となったハーランドは、18分に先制点を挙げ、大会史上最速で15ゴールに到達したプレーヤーとなった。英公共放送『BBC』によれば、ルート・ファン・ニステルローイとロベルト・ソルダードのもつ19試合15ゴールを大幅に塗り替える、驚異的な記録更新になったという。

 ハーランドはさらに後半にも1点を加え、通算16ゴールに記録を伸ばしている。データサイト『Opta』によれば、これは史上最速のペースで、リオネル・メッシやキリアン・エムバペをも超えるペースだそうだ。

 この日、背番号9のゴールをアシストし、自らも直接FKからゴールを決めた同僚のジェイドン・サンチョは「これまでよりもずっと簡単にアシストを記録できている。アーリングは決定力が高いし、並外れた選手だ。彼はピッチの内外で必死に努力しているんだ。この栄誉は当然だ」と称えた。

 20歳の大型ストライカーは、8試合を消化したブンデスリーガでもロベルト・レバンドフスキの11ゴールに迫る10点をマーク。文字通り、ゴールを量産している。
 
 確かな勢いを感じさせるハーランドの活躍に、国外で熱狂しているのがマンチェスター・シティのファンだ。かつて父親のアルフ・インゲ・ハーランド氏が所属していたクラブのサポーターは、「ぜひ父親と同じ道のりを歩んでほしい」と熱烈なラブコールを送っている。

「父のリベンジをぜひシティで果たしてほしい」
「彼は今すぐにでもプレミアリーグに来るべきだ」
「シティが再び優勝を手にするためには、彼が必要なことは明白だ」
「君のキャリアのためにも、きっとためになる」
「プレミアのほかのクラブには行くな。絶対シティに来てくれ」

 奇しくも試合前日の23日はアルフ・インゲ氏の誕生日。ハーランドは自身のSNSで「師匠であり、友人であり、父親でもある」と綴り、「いつもそばにいてくれてありがとう!」と感謝を述べていた。

 今シーズンのCL4試合で6ゴールをマークしたハーランドは、得点ランキングにもトップに躍り出た。果たしてどこまで数字を伸ばすのか。世界中のフットボールファンが
"怪物"の動向を見守っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ハーランドがC・ブルージュ相手に決めた2ゴールはこちら!

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