「スキルが美しい」香川の元同僚・ヤヌザイが魅せた華麗な足技にファン感嘆!「多くの人に見られる必要がある」

2020年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゴールが決まっていれば」

華麗な足技で相手を翻弄したヤヌザイ。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドとドルトムント時代には、香川真司とも共にプレーしたテクニシャンが魅せた、"魔法"がちょっとした話題になっている。

 現地時間11月22日に行なわれたラ・リーガ第10節で、レアル・ソシエダはアウェーでカディスと対戦し、1-0で勝利。この試合で輝きを放ったのが、アドナン・ヤヌザイだ。

 まず、圧巻のプレーを披露したのは53分。ヤヌザイはペナルティエリア右で相手のクリアを回収すると、巧みな足技を魅せディフェンス2人を翻弄、一気に抜け出し、左足でシュートを放つ。ただこれはわずかに枠の右に外れ、得点とはならなかったが、実況も思わず絶叫する鮮やかなテクニックを見せつけた。

 そして決定的な仕事をやり遂げたのが66分。CKの流れから右サイドでボールを受けたレフティは、鋭い足の振りからゴール前に精度の高いクロス。これをアレクサンデル・イサクがヘディングで合わせゴールを奪った。
 
 結局、この得点が決勝点となり、チームはヨーロッパリーグと合わせ公式戦4連勝。勝点を23に伸ばし、堂々のリーグトップに立っている。

 試合後、ヤヌザイの活躍にはファンも絶賛。ラ・リーガの公式ツイッターでもトリッキーなボールタッチの映像が公開され、SNS上では次のようなコメントが寄せられている。
 
「天才」
「上手い、トラップからのかわし!!」
「スキルが美しい」
「これは私だけでなくもっと多くの人に見られる必要がある!」
「彼が次のロナウド」

 また、シュートまでの一連の動作が完璧だっただけに、「ゴールが決まっていれば」と得点にはならなかったことを惜しむ声も少なくなかった。

 バルセロナの低迷など、混沌とするリーガのなか、名手ダビド・シルバらも擁し首位を快走するレアル・ソシエダ。今後も躍進を大いに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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