東、水沼、高徳が「Jリーグ公式YouTube」のACL特番に出演!それぞれが抱負を語る

2020年11月23日 サッカーダイジェスト編集部

原Jリーグ副理事から「まずグループステージを突破して。それは絶対!」とエールも

FC東京の東(左)、横浜の水沼(中央)、神戸の酒井(右)。それぞれ大会への意気込みを語った。(C)SOCCER DIGEST

 FC東京の東慶悟、横浜F・マリノスの水沼宏太、ヴィッセル神戸の酒井高徳の3人が11月22日、Jリーグ公式YouTubeチャンネルの「JリーグTV『カタールから選手生出演』スペシャル」に出演。11月24日から再開するACLへの意気込みや現チームの雰囲気や、遠征中のカタールでの過ごし方など、様々なテーマについて語った。

 MCはJリーグ副理事の原博実氏と元Jリーガーの那須大亮氏。また特別ゲストとしてFC東京のクラブコミュニケーターを務める石川直宏氏、横浜のクラブシップ・キャプテンの栗原勇蔵氏も参加した。

 右第五中足骨骨折で約5か月間の長期離脱から復帰した東は、「試合モードになってきた。すごく大事な試合なので、そこに向けてだいぶ気合も入っています」とチームの雰囲気を語る。FC東京の再開初戦は他の日本勢よりも一足早く、24日に上海申花と対戦する。

 一方で昨季Jリーグ王者の横浜は25日に上海上港と対戦。水沼は「みんなテンション高く、早く試合したいなという感じ」という。準決勝まではほとんど中2日となる過密スケジュールにも「そこについてはまったく問題なく、同じレベルで戦える準備はできている」と自信満々。「怪我人ひとりもいなくこっちにくることができたので、すごく楽しみです」と気持ちを明かした。

 横浜と同日に広州恒大と対戦する神戸だが、国内のリーグ戦では5連敗と波に乗れない状態でカタール入り。さらに同組のジョホールが参加辞退となり、初戦の白星が取り消されるという事態にも陥った。そんなアクシデントがありつつも、酒井は「それでも(ACLの初めの2戦で)勝った事実は変わらない。リーグでは苦しい状況が続いたけど、ACLは良い状態でスタートを切れていたので、心機一転、ACLの気持ちに切り替えようと」チームはひとつにまとまっていることを強調した。
 
 さらに原博実Jリーグ副理事からエールが送られる場面も。「こういうセントラルでやる時はラッキーボーイが必要。日替わりでヒーローが現われると、日本勢で争っていくようになると思う。まずグループステージを突破して。それは絶対! 3人の明るさでチームを引っ張ってほしい。力さえ発揮すれば、絶対ラウンド16の壁は破れると思うのでね。期待していますよ」と語り、3チームの勝ち上がりを応援した。

 最後に水沼、酒井、東の3人は大会に向けた抱負をそれぞれ宣言。

「カタールでの集中開催ということで、まずいろんな方々に協力してもらって、こうやって無事開催されるのを感謝しています。短期決戦ということで自分たちのサッカーを思い切り見せられるように準備したいと思います。そして応援に来たくても来られない方々がたくさんいると思うので、そういう方々に元気だったり、最高の試合を届けられるように、そして家族にも元気な姿を届けられるように頑張りたいと思います」(水沼)

「リーグではいい結果が出せずにサポーターには本当に辛い想いをいっぱいさせてしまったと思います。僕ら選手たちそういう想いを持ちながらここに来て、本当に結果を残したいと思ってチーム一丸になっています。自分たちが持っているポテンシャルやクオリティというものを発揮できれば、十分にチャンスがある大会だと思うので、選手もスタッフも一丸となって、初戦から自分たちのサッカーをみせられるように、応援してもらっている分、頑張りたい。少しでも上に、自分たちの目標を高く持ってやっていきたい」(酒井)

「最終日までいられるように、今日先輩たち、原さん、那須さんにいただいた助言を活かして初戦をしっかり勝てるように頑張ります!」(東)

 そう力強くACLへの想いを語り、意気込んだ。

 構成●サッカーダイジェスト編集部

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