「この日は忘れない」中村俊輔の伝説のFK弾は永久に不滅!? CL公式SNSの再脚光に地元ファンも熱狂「マンUは今も…」

2020年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

名手ファン・デル・サルも認めた一発

セルティック時代にCLの大舞台で中村俊輔が決めたゴラッソは、14年が経ったいまも色褪せない。 (C) Getty Images

 日本が生んだ稀代のファンタジスタの左足から生まれた衝撃弾は、今なお伝説として燦然と輝き続けている。

 現地時間11月21日、チャンピオンズ・リーグ(CL)の公式ツイッターが、この欧州最高峰の舞台で生まれたスーパーゴールとして、14年前の同日に生まれた中村俊輔のFK弾を紹介した。

 当時スコットランドの超名門セルティックに所属していた中村は、CLのグループステージで対戦したマンチェスター・ユナイテッド戦で2本の鮮烈なFKを決めた。

 敵地オールド・トラフォードでの第1節で、CL史上初の日本人得点者としてその名を刻んだ一撃もさることながら、中村がより大きなインパクトを残したのは、2006年11月21日、クラブ史上初となるCLグループステージ突破がかかった第5節での芸術的なゴラッソだ。

 スコアレスで迎えた81分、セルティックは敵ゴール前約30メートルの位置でFKのチャンスを得た。超満員となったセルティック・パークの観衆の視線が、その左足に注がれるなか、動じることなく集中を保った中村は、鋭く曲がり落ちるボールをゴール右上へ突き刺したのである。

 ユナイテッドのゴールを守っていた名手エドウィン・ファン・デルサルが後に「どうすることもできなかった」と語った鮮烈なゴールでセルティックを勝利に導き、クラブ史上初のCL決勝トーナメント進出をもたらした日本人MFは、この時、伝説となったのである。
 
 CL公式ツイッターがこのゴールシーンを「ナカムラがこのフリーキックを解き放ってから14年」という言葉と共に紹介すると、当時を知る多くのファンから歓喜のコメントが相次いだ。

「ユナイテッド・ファンは今もこの悪夢に悩まされている」
「このフリーキックを見て、彼のユニホームを買おうと思った」
「偉大なシュンスケ」
「この日のことは忘れることができない」
「この男のフリーキックは天才的だった」
「レンジャーズ・ファンだけど、ナカムラのプレーだけは別格だと思えた」
「絶対に忘れられないね」
「世界の俊輔だ」

 ヨーロッパ最高峰の舞台で放たれた日本人MFによる偉大な一撃は、いまも色褪せることはない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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