J3秋田が28戦無敗で優勝&J2昇格を決定!さらにコロナ禍の特別ルールで天皇杯準々決勝にも進出

2020年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

村井チェアマンも「無敗での優勝・J2昇格というこれ以上ない結果」と称賛

49得点・8失点と圧倒的な成績をで優勝を決めた秋田。(C)J.LEAGUE

 J3リーグは11月18日、各地で第28節の9試合を開催。首位のブラウブリッツ秋田が敵地で勝利を収め、J3優勝と来季のJ2昇格を決めた。

 秋田はパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪U-23と対戦し、FW中村亮太が前後半で1ゴールずつを挙げ、2-0で勝利を収めた。秋田はこれで開幕から28戦無敗(20勝8分0敗)。勝点を68に伸ばし、2位長野とは同19差として、6試合を残してJ3史上最速での戴冠となった。

 Jリーグの村井満チェアマンも優勝した秋田へ以下のような声明を寄せた。

「開幕が4か月ほど遅れるという過去にないシーズンでしたが、無敗での優勝・J2昇格というこれ以上ない結果が、クラブと地域、ファン・サポーターとの結びつきを更に強固にした、まさにクラブのスローガンである「結」を体現したシーズンではないでしょうか。初めてとなるJ2の舞台でも、この勢いのまま、より一層の熱戦を繰り広げてくれることを楽しみにしています」
 
 2017年にもJ3制覇を経験していた秋田だったが、当時はJ2ライセンスを取得していなかったためJ3に残留。その後2年はいずれも8位と苦しんだが、今季は開幕から6試合連続無失点を含む9連勝でスタートダッシュに成功。連勝が止まってからも無敗を維持し、悲願のJ2昇格を決めた。

 さらに今年はコロナ禍の特別なレギュレーションとなっており、J3優勝チームとして12月23日に行なわれる天皇杯の準々決勝への切符も獲得した。

 秋田はシーズン後も無敗を維持できるか。J3リーグ史上に残る"インビンシブルズ"(無敵)から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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