フッキが中島翔哉の同僚に? 古巣ポルトが年俸150万ユーロを準備と現地報道。オファーは「コンセイソン監督の決断次第」

2020年11月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

本人もポルトガル復帰に乗り気の様子

約25億円という年俸で上海上港でプレーしているフッキ。12月31日に契約が切れる。(C)Getty Images

 中国の上海上港に所属する元ブラジル代表FWフッキが、ポルトガルの古巣に復帰する可能性があるようだ。

 ポルトガル現地紙『O Jogo』によれば、フッキは契約が切れる12月31日に上海上港を退団する見通し。すでに自身のSNSでも別れを示唆するメッセージを発信しており、中国を去るのはほぼ確実とみられている。

 では、次はどこに向かうのか。これまでに母国パウメイラスやMLS、プレミアリーグなどのクラブも関心が報じられているが、古巣のポルトも獲得を検討しているという。
 
『O Jogo』はポルトでアシスタントコーチを務めた経験があるルイ・クインタ氏もその獲得を後押ししているひとりだと報じ、彼のコメントとして「フッキは天才的なプレーヤーで、所属していた際はスーパーな存在だった。クラブはぜひ迎えたいはず」と伝えている。

 フッキ本人もポルトガル復帰へ乗り気だというが、最終的な判断はセルジオ・コンセイソン監督に委ねられるとのこと。実際にオファーする場合は、年俸150万ユーロ(約1億7500万円)の支払いも視野に入れているという。ちなみに中国で受け取っていた年俸は、2000万ユーロ(約25億円)とされる。 

 ポルトにはかつてフッキがプレーした東京ヴェルディ出身の中島翔哉が所属している。縁のある元Jリーガー同士の共演は、果たして実現するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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