【日本代表】「日本っぽい」鎌田大地が語った強豪メキシコと、「仲が良い」遠藤航とのブンデス裏話

2020年11月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

『ぶっちゃけお互いあんまり良くなかったね』

オンライン会見に応じた鎌田。※写真は会見中のスクリーンショット

 日本代表は11月16日、遠征先のオーストリア・グラーツからオンライン会見を実施。ドイツ1部・フランクフルト所属のMF鎌田大地が登場し、メキシコ戦を前に意気込みなどを語った。

 まず話したのは、13日に行なわれたパナマ戦の感想。自身は72分から出場し、日本が1-0で勝利を収めたこの一戦を、鎌田は「チームとして勝てたのがまずよかった。僕自身は短い出場だったが、チャンスも作れたので悪くなかったと思う」と一定の手応えを示した。
 
 そのうえで、ワールドカップ(W杯)で8大会連続グループリーグを突破している次戦の対戦相手・メキシコについては、「あんまり見たことない。W杯だけの印象」と前置きしながらも、戦い方を含め次のように分析している。

「すごく良いサッカーするなというイメージ。それと日本っぽいというか、ヨーロッパっぽくない。小さくて上手い選手が多く、組織的なプレーをしているイメージなので、少し日本代表と似たものがあるのかなという勝手なイメージがある。

 かなり強い相手だと思うが、チームとして失点をできるだけ最小限や、0に抑えることによって、前の選手も得点は取れると思う。まずはチームとして守備をしっかりしていけば良い試合ができると思う」
 
 さらに会見では、今月7日に遠藤航の所属するシュツットガルトと対戦(2-2)した際の裏話も。両者先発出場し、日本人対決が実現したこの試合後にかわした、「仲が良く一緒にいる時間長い」という先輩遠藤との会話を明かしている。

「『ぶっちゃけお互いあんまり良くなかったね』って話して。航君も『今シーズン入ってから一番良くなかった』って言っていたし、僕もそこまでチャンスを作れなかった。僕がマンマークしていたんですけど、僕が航君を完全に消して、航君も僕のことを消して。『お互いがお互いを分かっていたから、お互いあんまり良さ出せなかったね』って話していた」

 ブンデス4年目となる今季、開幕から全試合先発を続け、確実にその存在感を高めている24歳。「日本と似ている」メキシコとの"ミラーゲーム"ではインパクトを放てるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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