「このレベルではありえない」ネーションズ・リーグで生まれた驚愕の“50M超えキックオフゴール”に欧州衝撃!「目を疑った」

2020年11月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これは5部リーグやマイナーリーグではない」

衝撃のキックオフゴールを決めたのがこのアビケンだ。(C)Getty Images

 驚愕のゴールが生まれたのが、現地時間11月15日に行なわれたUEFAネーションズ・リーグのリーグC・グループ4の第5節、カザフスタンがアルバニアのホームに乗り込んだ一戦だ。

 16分に先制を許したカザフスタンは23分にも失点。だが、この2点目を奪われた直後のリスタートから、驚きのゴールが生まれる。アバト・アイムベトフがキッキオフでちょこんと出したボールを、なんとアイバル・アビケンが敵ゴールに向かってキック。前に出ていたGKは完全に意表を突かれ、慌てて戻りながら処理しようとするも及ばず、50メートルを超えるロングシュートが決まったのだ。

 結局、1-3で敗れたとはいえ、24歳のカザフスタン代表MFが決めた衝撃のシュートは、欧州中で話題となっている。

 スペイン紙『AS』の電子版は、「これは5部リーグやマイナーリーグではない。ネーション・リーグだ!中盤からのキックオフゴールだ」と興奮気味に動画で紹介。「GKの位置に気付き、ゴールを狙うことを躊躇しなかった」と伝えた。

【動画】「クレイジーだ」欧州最高峰の舞台で生まれた衝撃の"50M超えキックオフゴール"はこちら
 さらに、同じくスペインの『MARCA』紙の電子版も「サッカーをしている時は常に警戒していなければならない。それがアルバニアが痛い目に遭って学んだことだ」と報じている。

 もちろん、このスーパーゴールの動画は瞬く間に拡散。SNS上では、「目を疑った」「クレイジーなゴールだ」「間違いなくプスカシュ賞の候補」「ゴール・オブ・ザ・イヤーだ」「なんてゴラッソ」「このレベルではありえない」といった声が挙がっている。

 試合には敗れてしまったが、国内リーグのカイラトでプレーするアビケンの名は、一躍有名となったのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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