【J1採点&寸評】札幌1-1鳥栖|随所で上手さを見せた守備リーダーがMOMに!途中出場で大仕事の助っ人も高評価

2020年11月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌――戦い方がどこかハッキリせず

【警告】札幌=キム・ミンテ、中野嘉(78分) 鳥栖=森下(59分)
【退場】札幌=なし 鳥栖=なし
【MAN OF THE MATCH】エドゥアルド(鳥栖)

[J1リーグ27節]札幌1-1鳥栖/11月14日(土)/札幌ド
 
【チーム採点・寸評】
札幌 6
出場停止の荒野、負傷のチャナティップを欠き、マンマーク戦術の軸がいないことで戦い方がどこかハッキリせず。中2日という日程の影響か集中力を欠いたミスなども散見。ただし、後半はしっかりと持ち直したように見受けられた。

【札幌|採点・寸評】
GK
1 菅野孝憲 6.5
ビルドアップでは鳥栖の朴に力の差を見せつけられたが、GKとして肝心の「ゴールを守る」という仕事は的確に遂行した。

DF
32 田中駿汰 6.5
危険察知や予測がよく、逆サイドもしっかりとカバー。シンプルなつなぎのパスも効果的なものが多かった。

20 キム・ミンテ 5.5
相手に力負けをしたり、ボディコンタクトから入れ替わられるなど、持ち前の身体能力を発揮できていなかった。
 
5 福森晃斗 5.574OUT
背後へのボール処理が不十分で、ボランチの選手が常にフォローした。攻撃面でもイージーなパスミスが。疲労の影響か。
 
MF
30 金子拓郎 5.560OUT
疲れが蓄積してきたのか、動きにキレを欠いていたように映った。単純に相手に勢いで上回られただけの可能性もあるが。

10 宮澤裕樹 6.5
最終ラインを常にカバーし続け、危ない場面を何度も救っていた。そこからの配球でミスもあったが、それ以上に守備で貢献。

31 高嶺朋樹 6
シンプルながらもテンポのいいパス配球と、相手ボールに対して積極的にアプローチし続ける姿勢は好印象。

7 ルーカス・フェルナンデス 6
試合途中までは相手の守備網に引っかかったが、時間が経つにつれて敵陣深くまで入っていけるようになった。

次ページ札幌――駒井のゴール前での動き出しは相手の脅威となったが…

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