「後半にすべてが崩壊した」パナマ紙が、森保ジャパンに敗れた代表チームに悲嘆!「最悪のペナルティ」

2020年11月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

パナマ代表監督も嘆息「明らかに戦意を喪失してしまった」

カウンターで飛び出してきた浅野を倒してしまい、パナマのGKが退場に。1点ビハインドで数的不利に陥ってしまった。 (C)Getty Images

 現地時間11月13日、オーストリアのグラーツで行なわれた日本対パナマの親善試合は、1-0で日本が勝利を手にしている。

 パナマにとっては、2020年7月にトーマス・クリスティアンセン監督が就任してから3試合目にして、初の黒星となった。地元紙『CRiTICA』のロベルト・アキューナ記者は、自国チームが「後半に"崩壊"した」と悲嘆の声を上げている。

「前半に"ライバル"を痛めつけるチャンスがあったにもかかわらず、パナマ代表はオーストリアで日本に敗れた。前半はとても耐えていたし、お互いに決定的なシーンを作ることができなかったが、よく守っていた。だが、後半にすべてが"崩壊"した」
 
 そして、60分に久保建英のパスに抜け出して南野拓実が倒されるまでのプレーを「この試合を決定づけたハイライト」として挙げ、嘆息している。

「最悪のペナルティだった。パナマではガブリエル・トーレスが孤軍奮闘していたが効果的なゴールは奪えず、77分にはタクマ・アサノの飛び出しを防ごうとしてGKがつり出され、挙句の果てにレッドカード。控えのオルランド・モスケラのデビューを余儀なくされた始末だ」

 同紙によれば、試合後にクリスティアンセン監督は「試合に負けたことは悔しいが、互角の戦いはできた。ただ、日本には偉大なプレーヤーが揃っている。前線にはとくに驚いた」と語ったという。

 パナマは16日にアメリカ代表と親善試合を行ない、延期されているが来年行なわれる予定のカタール・ワールドカップの1次予選に備えるという。同紙に「数的不利によって明らかに戦意を喪失してしまった」と指摘された、選手たちのメンタル面の立て直しも急務となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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