名古屋がFW金崎夢生の負傷を発表。十字靱帯損傷で今季絶望…FW山﨑凌吾もねんざで今季の1トップが不在に

2020年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官も「全くもって好ましい状況ではありません」

指揮官が望む戦術のピースとして瞬く間にフィットしていた金崎。レンタル期間は1月31日で終了となるが…。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 名古屋グランパスは11月13日、公式ホームページでFW金崎夢生の負傷を発表した。右膝前十字靱帯損傷および外側半月板損傷で治療期間は約6か月から8か月の見通しだという。

 金崎は今季開幕後の3月にサガン鳥栖から名古屋へ2021年1月31日までの期限付き移籍をしていた。名古屋では25試合に出場し、チーム2位タイとなる6ゴールをマーク。11月11日のアウェー広島戦でも先発したものの、48分に負傷交代となっていた。

 名古屋では同じくFWの山﨑凌吾も11月3日のサガン鳥栖戦で負傷。ここまで1トップを務めていたFWが揃って欠場する事態となっている。
 
 11月13日にオンライン上で試合の前々日会見を開いたマッシモ・フィッカデンティ監督も、両選手の負傷について、こうコメントしている。

「まず山﨑に関しては、ねんざによって内側靭帯を痛めているという状況です。あと2、3試合は難しいのではないかなと。ただ、今シーズン中には復帰できるレベルだと思っています。金崎に関しては、今シーズンは絶対に無理です。どういった状態なのかを正確に把握した上で、彼の治療の方向性を決める必要があると思っています。多くの方の意見を聞きながら、ベストの形を探していくという取り組み方になると思います」

 残り試合数にバラつきがあるものの、現在4位につける名古屋は来季のACL出場権が獲得できる3位FC東京とは勝点1差。次節11月15日にそのFC東京と対戦する。

 指揮官は、「全くもって好ましい状況ではありませんが、そのような状況でもシーズンの最後まで死にものぐるいで闘います。少しでも最終結果が良くなるように物事を運んでいきたいと思っています」と意気込みを語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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