「10月躍進の立役者」ニューガンバ大阪の象徴が月間MVPに!J2は山形、J3は無敗の秋田からそれぞれ受賞

2020年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この人のハードワークがあってこそ」と選考委員も絶賛

宮本ガンバの心臓として攻守に貢献している井手口。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは11月13日、その月に最も活躍した選手を表彰する「2020明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」の10月度の受賞者を発表した。

 J1からはガンバ大阪のMF井手口陽介、J2からはモンテディオ山形のFWヴィニシウス・アラウージョ、J3はブラウブリッツ秋田のMF江口直生がそれぞれ今季初受賞。各選手にはクリスタルトロフィーと、賞金としてJ1は30万円、J2は20万円、J3は10万円が授与される。

 10月の7試合を6勝1分と抜群の成績で終えたG大阪で全試合フル出場の井手口は、インターセプト数で他を突き放す「8」を記録。そのほか、11.421キロメートルの平均走行距離に12本のシュートや13本のシュート関与パスと数字上でも攻守に圧倒的な存在感を発揮している。

 選考委員の原博実氏が、「10月のG大阪の躍進の立役者。新卒の山本悠樹と組む中盤はニューG大阪の象徴」と評すれば、北條聡委員は「破竹の進撃もこの人のハードワークがあってこそ」と絶賛するなどチームの顔として抜群の働きを披露した。

 またJ2のヴィニシウス・アラウージョについては、「万能型のストライカー」(原博実委員)、「10月の4勝1分1敗の立役者。5ゴールでチームを勝利に導く!」(播戸竜二委員)と評価。J3の江口直生については、「月間ですべてのゲームに出場し3ゴール」(柱谷幸一委員)、「キックの魔術師が躍動」(北條聡委員)とそれぞれ選考理由を述べている。

【動画】井手口陽介が喜びのコメント!J公式が投稿したインタビュー
 
受賞した3選手のコメントは以下の通り

【J1】
●井手口陽介(G大阪/MF)

「今回、明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVPに選出していただきありがとうございます。率直にすごくうれしく思うと同時に、チームとしても調子が上がってきて、結果がついてきたことがよかったのかなと思います。この結果に満足することなく、これからも続けていきたいと思います」

【J2】
●ヴィニシウス・アラウージョ(山形/FW)

「皆さん、こんにちは!明治安田生命JリーグKONAMI 月間MVPのモンテディオ山形のフォワード、ヴィニシウス アラウージョです。この賞を頂いたことを神様、チームメイト、モンテディオ山形に関わる全てのスタッフ、そして家族、愛妻と愛娘に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。みなさんの支えがなければこの受賞はできなかったと思います。 それからいつもスタンドから大きな声援を送っていただき、Instagramでもたくさんのメッセージをくださるファン・サポーターのみなさまにも感謝申し上げます。これからもチームがたくさん勝利出来るように、目標のJ1昇格に近づけるように毎試合全力を尽くし頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」

【J3】
●江口直生(秋田/MF)

「この度は、明治安田生命J3リーグ10月のKONAMI月間MVPに選出して頂いたことを大変光栄に思います。監督をはじめ、コーチングスタッフ、トレーナー、マネージャー、チームメイトに感謝しています。また私たちがピッチの上で少しでも良いパフォーマンスをできるようにと、社長をはじめフロントスタッフの方々が毎試合選手のために全力を尽くして下さっています。ブラウブリッツ秋田に関わる全ての方々の支えがあったからこそ、この賞を受賞することができました。感謝しています。結果で恩返しができるように、目の前の一戦に全てを懸けて戦います」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

次ページ【動画】井手口陽介が喜びのコメント!J公式が投稿したインタビュー

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事