「全盛期のエジルのようだ」専門サイトが絶賛した久保建英のプレーは? 一方で「かなりひどかった」と指摘されたのが…

2020年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どんなに良いプレーをしても、いつも出場できるわけではない」

ELの開幕とともに出場機会を増やしている久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 ビジャレアルの久保建英は、ここにきて出場機会を増やしている。慎重なウナイ・エメリ監督の意向で、開幕直後はゲーム終盤からの出場に限られていたが、移籍後初スタメンで1ゴール・2アシストをマークしたヨーリッパリーグ(EL)のシワススポル戦以降は、状況が一変。公式戦3試合連続で先発メンバーに名を連ねるなど、出番は確実に増加している。

 ビジャレアルの専門サイト『Villarreal USA』は、「このヤングスターはもっとプレーできるが、このチームには他にもタレントがいる。どんなに良いプレーをしても、いつも出場できるわけではない。少なくとも今のところは」としたうえで、ここ数試合の久保のプレーを分析している。

 ネガティブな面として紹介したのが、途中出場したバジャドリー戦(ラ・リーガ第8節)のプレー。まず自陣での不用意なパスミスからピンチを招いたシーンを「ずさんなパスだった。はっきり言ってかなりひどかった」と指摘した。

 また、カルロス・バッカからパスを受けて、GKと1対1となり、追加点を奪う絶好機を迎えながら決めきれなかった場面については、レギュラーの座を奪うための課題として取り上げている。この逸機の後、悔しさのあまりエメリ監督が激怒したことも話題となった。

【動画】久保の決定機逸にエメリ監督が激怒したシーンはこちら
 
 一方で、絶賛したのがELのマッカビ・テルアビブ戦(グループステージ第3節)のパフォーマンスだ。「クボは5回のチャンスクリエイト、4本のキーパス、3本のアタッキングサードでのパスを記録し、ペナルティーエリアに3回侵入、ドリブルを1回成功させた。バッカの2点目のために、美しいアシストをした」と綴っている。

敵の虚を衝いたアシストについては、「本当にそう思うのだが、(アーセナルのメスト)エジルの全盛期を想起させる。スペースに気付き、華麗なパスを送る様はとても美しかった」と褒め称えている。

 インターナショナルウイーク明けの22日に開催されるラ・リーガ第10節では、保有元のレアル・マドリーと対戦する久保。ジネディーヌ・ジダン監督の前でアピールしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「エジルのよう」と絶賛!久保建英の絶妙アシストはこちら






【動画】2G1A以外にも圧巻プレー連発!UEFAが公開した久保建英のELデビュー戦プレー集
 

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