「死んでいたかも…」ポルトガルの“次世代のクリロナ”が友人に胸を撃たれる衝撃事件! 超逸材に一体何が?

2020年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

素行の悪さに怒り心頭のクラブは…

ポルトガルの年代別代表に招集されてきた実力を持つタバレスだけに、プライベートでも自らを律してもらいたいところだ。 (C) Getty Images

 衝撃的なニュースが舞い込んできた。

 現地時間11月8日、英紙『The Sun』をはじめとした複数メディアは、スポルティング・リスボンに所属するポルトガルU-18代表MFのブルーノ・タバレスが、友人に銃で撃たれたと一斉に報じた。

 9歳から母国の超名門スポルティングでプレーしているタバレスは、国内でも将来を嘱望される存在だ。U-15から年代別代表に招集され、ウイングでのプレーを得意としていることから「次世代のクリスチアーノ・ロナウド」とも呼ばれていた。

 そんな超逸材はなぜショッキングな事件に見舞われたのか。「ポルトガルの天才が撃たれた」と報じた『The Sun』によれば、タバレスは地元で遊んでいた際に、冗談で銃に弾を装填した友人が移動中の車内で誤射し、救急搬送されたというのだ。

 ポルトガル紙『Observador』は、次のように詳報を伝えている。
 
「将来的にクラブを支えるとして2025年までの長期契約を締結していたブルーノ・タバレスは、この日曜日に友人と遊びに出かけた際に銃弾を受けた。加害者はその場で逃げ出したが、複数の証言によれば、銃を持ちだした友人の一人が車内で誤って発砲し、それがタバレスの胸に当たったのだ。もしも、撃たれた箇所が少しでもずれていれば、彼の状態は遥かに深刻で、最悪の場合には死んでいたかもしれない」

 搬送先での緊急手術の結果、幸いにも命に別状はなく、すでに退院したというタバレス。だが、プライベートで重大事件を起こした逸材の素行の悪さにスポルティングは怒り心頭で、すでに厳重処分も検討しているという。

 秀でた才能に溺れ、自らの力を過信するがあまり努力を怠り、私生活まで乱してそのキャリアを棒に振ってしまうヤングスターは少なくない。それだけにタバレスには、今回の事件を機に悪友との関係を断ち、ピッチ上でのプレーに集中してもらいたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】才能に疑いの余地なし! C・ロナウドの後継者と言われるタバレスのプレーはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事