1得点1アシストの香川がドルトムントの通算700勝を演出

2015年03月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

復帰戦となった3節フライブルク戦以来となる今季2点目を記録。

実に1229分目で決めた今季2点目、そして決勝ゴールのアシストと、香川は決定的な仕事を果たした。 (C) Getty Images

 ブンデスリーガ第26節、ドルトムントは敵地でハノーファーと対戦して3-2の勝利。シャルケ戦(3-0)以来、3試合ぶりに白星を手にした。
 
 ドルトムントはこれで、ブンデスリーガ通算700勝。史上5番目の早さで記録達成となったこの記念の試合で、香川真司は1ゴール1アシストと輝きを放った。
 
 19分にピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで先制したドルトムントは、いったんは追いつかれるも、55分にレオナルド・ビッテンコートの2度目の警告でハノーファーが数的不利に陥ったことにより、攻勢を強める。
 
 そしてその2分後、マルコ・ロイスの相手ゴール前での折り返しを香川が流し込んで勝ち越し。香川にとってはドルトムントでの復帰戦となった3節フライブルク戦(41分)以来、実に1229分目での今季2点目となった。
 
 ドルトムントの公式ホームページでは「絶対的な創造者」と称された香川はこのプレーに止まらず、61分には左からのクロスでオーバメヤンの2点目を演出する。
 
 ドルトムントは82分、清武博嗣の今季4つ目のアシストによるラース・シュティンドルのゴールでハノーファーに1点差と迫られるも、これ以上の追撃を許さず、敵地で貴重な勝点3を奪った。
 
 水曜日にチャンピオンズ・リーグでユベントスにホームで大敗(0-3)を喫したドルトムントだが、これを引きずることなく、とりわけ後半は好内容のプレーを披露。気持ちの切り替えの重要性を訴え、シャルケ戦のようなプレーを選手に求めていたユルゲン・クロップ監督を満足させた。
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