【日本代表】MF柴崎岳が指摘した森保ジャパンの課題は?「質や精度、アイデアを…」

2020年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

守備に関しては「継続して良くしていきたい」

柴崎が今回のオーストリア遠征での意気込みを語った。写真:龍フェルケル

 日本代表は11月10日、オーストリアでの合宿2日目を迎えた。ヨーロッパ各地から全メンバーが集結したこの日、MF柴崎岳がオンラインでの取材に応じ、前回の課題の修正や意気込みを語った。
 
 森保ジャパンは10月のオランダ遠征で、昨年12月のE-1選手権以来となる代表活動を行ない、カメルーン代表に0-0のドロー、コートジボワール代表に1-0の勝利を挙げるなど、アフリカ勢を相手に1勝1分けと奮闘した。
 
 2試合ともにボランチの一角で先発フル出場を果たし、攻守にわたって存在感を示した柴崎は、今回の遠征で、前回得た守備の手ごたえを「継続して良くしていきたい」と意気込みを語っている。
 
「前回のオランダ遠征で得た、守備の連係やDF面での収穫や、試合中の戦術変更で自分たちにメリットをもたらしていくというところは継続して良くしていきたい」
 
 ただ一方で、攻撃には不安を残す。前回の2連戦ではチャンスを作りながらも奪えた得点はわずか1。柴崎は、「チャンスクリエイトや、ゴールをもたらすというところの課題に着目して、質や精度、アイデアを全員で共有していくことをこの遠征で行なっていきたい」と意気込みを語った。
 
 森保ジャパンは13日にFIFAランク77位のパナマ代表と、17日にFIFAランク11位のメキシコ代表と対戦する。どちらも2018年のロシア・ワールドカップに出場した難敵。満足のいく内容と結果で2020年を締めくくりたいところだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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