【日本代表】「満足していない」10月遠征で異彩を放った伊東純也が不満なワケは? コロナ感染については 「本当にかかっていたのか…」

2020年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

10月末には一時コロナ陽性判定も

直前のSTVV戦ではアシストも記録している伊東。写真:龍フェルケル

 日本代表は11月9日、オーストリアのグラーツで13日のパナマ代表戦、17日のメキシコ代表戦に向けたトレーニング合宿をスタートさせた。

 ベルギーのヘンクに所属する伊東純也は、10月の代表ウィーク明け、現地時間10月24日に新型コロナウイルス感染症の検査で陽性と発表され、11月の活動参加も危ぶまれていた。

 その後に再検査の結果陰性が確認され、リーグ戦に復帰すると、11月7日に行なわれたベルギー・リーグ第12節のシント=トロイデン戦で、4試合ぶりにスタメン入り。開始4分にアシストをマークするなど好調を維持し、無事今回の代表活動に合流した。

 そんな伊東はオンライン会見に登場し、コロナ禍について語った。

「(陽性が出てからも)症状もなくて1週間後に検査して陰性が出たので、そのまま試合に出れました。正直実感もないです。2回目の検査では陰性だったので、本当にかかっていたのかどうかもわからないですが、何事も無くて良かったです」

 さらに、再検査当日には「結果出て陰性だったらメンバーに入る」と監督から伝えられるほど、クラブでは貴重な戦力となっていることも明かした。
 
 クラブでの成長を代表でどう活かしていくのか?

 10月の2試合では、9日のカメルーン戦(0ー0)に途中出場し、13日のコートジボワール戦(1ー0)では先発。アフリカ勢相手にもストロングポイントのスピードを遺憾なく発揮し、システム変更後は右のウイングバックでも奮闘。クラブでの好調を森保ジャパンでも見せつけていた。

 しかし、本人は「結果の部分では満足していないです。得点もアシストも出来ていないので」と満足した様子は微塵も感じられない。

「得点に1試合には1回は絡みたい」

 そう今回の代表戦で、目に見える結果を残すことにこだわりを見せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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