「どう見ても太り過ぎだ…」マンCの覇権奪取にも影響? アグエロの“オーバーウェイト問題”が浮上

2020年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

闘将キーンが嘆くアグエロのフィットネス

ベストコンディションを取り戻せずにいるアグエロの現状をプレミア屈指のタフガイが嘆いた。 (C) Getty Images

 プレミアリーグで180ゴールを決めてきた名手に非難が集まっている。マンチェスター・シティのストライカー、セルヒオ・アグエロだ。

 2011年7月にシティに入団して以来、ゴールを荒稼ぎし、シティのタイトル獲得に貢献してきた32歳だが、ここ数年は相次ぐ故障が目立つようになり、シーズンを通した活躍が出来なくなっている。

 膝の手術で出遅れた今シーズンも一度は戦線に復帰したものの、先月24日のウェストハム戦(プレミアリーグ第6節)でハムストリングを痛めて再び離脱してしまった。

「彼の状態は良くなっている」と語るジョゼップ・グアルディオラ監督は、この11月のインターナショナルウイーク明けの復帰を示唆しているものの、32歳のベテランFWのコンディションがどの程度まで回復しているかは未知数だ。

 今や"ガラスのエース"となりつつあるアグエロの問題点を「明らかに調整不足だ」と指摘するのは、元マンチェスター・ユナイテッドのロイ・キーンだ。
 
 プレミアリーグ屈指のタフガイとして知られた名手は、自身が解説を務める英衛星放送『Sky Sports』の中継において、次のように語った。

「彼自身のフィットネスの問題だ。今シーズンに試合に戻ってきた時の彼の体型を見たかい? どう見ても太り過ぎだった。服のサイズもきっと大きいものだったはずだよ。本当にオーバーウェイトをしているように見えた」

 さらに「怪我をした時にベストコンディションに戻すには2~3か月はかかる」としたキーンは、アグエロの体重増加に苦言を呈した。

「アグエロはもう32歳で、複数の問題を抱えている。もちろん、大きな怪我から復帰してすぐに結果を出すのは簡単じゃない。だが、今の彼は本当に重たそうに見えるんだ。あれだけ体重が増えれば、かつてのキレやスピードを取り戻すのは難しい」

 キーンの指摘する通り、復帰後はオーバーウェイト気味だったアグエロ。シティのプレミアリーグの覇権奪取には、エースの完全復活が必要不可欠だが、はたして――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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