「途方もない怒りだ」久保出場試合で発生した指揮官への“ブチギレ騒動”に現地騒然!「反抗的にボールを蹴り飛ばし…」

2020年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

早々に2点を奪われ、30分過ぎに戦術変更

久保が86分からピッチに立った試合で“ブチギレ騒動”が起こった。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間11月8日に開催されたラ・リーガ第9節で、ヘタフェは久保建英を擁するビジャレアルとホームで対戦。ここまでホームでは1失点だった守備が崩され、1-3で敗れた。

 久保が86分から途中出場したこの試合で、話題となっているのが32分のシーンだ。

 自慢の堅牢が破られ、17分までに2点を奪われたホセ・ボルダラス監督は、右SBのエリック・カバコに代えて、FWのアンヘル・ロドリゲスを投入。左サイドハーフのマルク・ククレジャを左SBに下げ、左SBだったアラン・ニョムを本職の右SBに移した。

 だが、早々と交代を命じられたカバコはブチギレ。指揮官を睨みつけながら、怒りに任せて近くにあったボールを蹴りつけ、ベンチには戻らずにドレッシングルームへと消えて行った。

 この行為をスペイン紙『AS』は、「30分で交代させられたカバコの途方もない怒り」と題して、動画付きで紹介。「ボルダラスは、前半30分で戦術的な変更を行なうことを決定し、犠牲となったのはカバコだった。 ウルグアイ人選手は、まったくうまくいかなかった」と伝えた。

【動画】指揮官を睨みつけ、ボールを蹴り飛ばす!カバコの"ブチギレ"シーンはこちら
 
 また、『MARCA』紙も、「カバコが爆発した」とし、「ベンチに反抗的な視線を投げ、ベンチに座らずに、ロッカールームに通じるトンネルに向かいながらボールを蹴り飛ばした」と綴っている。

「交代されるのが好きな選手はいないし、時々こうした反応は起こる。内部で処理する。右サイドに問題があり、簡単に侵入されていたので、ニョムを本来の位置に置くことにした」

 ボルダラス監督は試合後、早期交代の理由をこう明かした。カバコに何らからのお咎めはあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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次ページ【動画】ボールを蹴り飛ばし、指揮官を睨みつける!カバコの“ブチギレ”シーン(2分35秒~)

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