「欠かせない存在だ」伊東純也、鈴木優磨らが競演したベルギー日本人対決、現地メディアの評価は明暗分かれる

2020年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

接戦の末、伊東のヘンクが勝利

ベルギーで対戦したヘンク伊東純也(左)とSTVV鈴木優磨(右)。(C)Getty Images、(C)STVV

 現地時間11月7日、ベルギー・リーグの第12節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)がホームにヘンクを迎えた一戦は、2-1でアウェーチームが勝利した。

 STVVではシュミット・ダニエルと鈴木優磨が先発し、68分から伊藤達哉が途中出場した一方で、ヘンクの伊東純也もスタメン入り。一時は日本人プレーヤー4人がピッチ上で競演した。

 現地メディア『LE SOIR』は、リーグ戦では4試合ぶりに先発し、4分にアシストをマークした伊東を、「試合序盤からチームの役に立つアシスト。試合終盤までそのスピードで走り回り、スティーブ・デ・リダーの退場も誘発した」と高評価。『sporza.』も、「テオ・ボンゴンダの先発弾を巧みなヒールで演出。31分の決勝点となった2点目にも関与し、チームにとって不可欠な存在感を示した」と、新型コロナ感染からのカムバックを歓迎した。

 ヘンクはこれでリーグ戦4連勝とし、森岡亮太が所属する1位のシャルルロワ(勝点23)、鈴木武蔵が所属する2位のベールスホット(勝点22)に続く3位に浮上している。
 
 一方のSTVVは、6敗目を喫し、15位に低迷。『sporza.』は、28分に今シーズン4点目となる同点ゴールを決めた鈴木に「チームが勢いに乗るための欠かせないゴールをあげた」と称賛を送った。だが、「チーム全体でいい攻撃もみせたが、相手の好守を破ることができず、息が続かない。最後は苛立ちを露わにするしかなかった」と低迷が続くチーム状況に懸念を示した。

 次節は代表ウィークが開けた2週間後の23日に、ヘンクはメヘレン、STVVはロブレンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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