【柏】PCR検査で新たにスタッフ1名が陽性判定…濃厚接触者は選手・スタッフ合わせて29名に上る

2020年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップチームをはじめ当面の間は活動休止に

未曾有の集団感染となってしまった柏レイソル。写真:田中研治

 柏レイソルは11月5日、同日に行なったPCR検査の結果を公表。新たにトップチームスタッフ1名に新型コロナウイルス感染症の検査で陽性判定が出たことを報告した。

 柏は、11月2日に選手1名が検査で陽性判定を受け、3日に予定されていたJ1リーグ26節のベガルタ仙台戦が中止に。さらに3日にはネルシーニョ監督ほかスタッフ1名が陽性判定を受けており、7日に予定されていたルヴァンカップの決勝も延期となっていた。

 この事態を受け柏では5日に再び選手36名、トップチームスタッフ10名、フロントスタッフ14名、アカデミースタッフ16名、関係者14名の計90名を対象にPCR検査を実施。89名の陰性が確認された一方で、新たにトップチームスタッフ1名の陽性が確認された。

 ここまで発表しているケースを含めて選手3名、トップチームスタッフ11名が陽性判定を受けた。

 また、前日4日までに陽性判定者の濃厚接触者も保健所より特定され、11月3日(火・祝)に仙台から柏へ移動する際のバスへ乗車していた選手・スタッフのほか、スタッフルームを使用していたスタッフ、クラブハウスやグラウンドでの接触などの項目から、選手21名、トップチームスタッフ8名の計29名が濃厚接触者として判定された。
 
 さらに柏は公式ホームページにおいて、以下の声明を発表している。
「昨日までに陽性判定された13名に関しましては、大きな容体の変化は現時点ではございません。
 トップチームおよびアカデミー、スクールの活動は、11月4日(水)から活動を休止しており、当面の間活動休止を続けさせていただく予定です。また、明日よりフロントスタッフも自宅待機とし、原則在宅勤務(電話でのお問い合わせは通常通り)といたします。
 今後、PCR検査を実施した際にはその結果をお知らせし、引き続き保健所の指導のもと新型コロナウイルス感染症対策に努めてまいります」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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