「ジダンやカカより上」マドリー通算100ゴール達成、S・ラモスの驚異のデータを英紙が公開!DF史上No.1スコアラーは?

2020年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「55本のヘディング、21本のPK、2本のFK、22本の足」

(左から)ベッカム氏、フィーゴ氏、S・ラモス、ジダン氏、カカ氏。このなかで、マドリーで最も点を取っているのはCBのS・ラモスだ。(C) Getty Images

 レアル・マドリー所属のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが11月3日、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージ第3節のインテル戦(3-2)で、クラブ通算100ゴールを達成した。

 世界各国のメディアがDFでは異例のこの記録をこぞって報じるなか、英紙『The Sun』では「ラモスはジダンやカカよりも多くのゴールを決めている」と、"ディフェンスリーダー"が達成した偉業を細かなデータとともに伝えている。

「S・ラモスは2005年に白い巨人へ加入し、これまで延べ16シーズンで55本のヘディングシュート、21本のPK、2本のFK、22本の足を使ったシュートで、ゴールを量産。

 このクラブ通算ゴール数は往年のレジェンド、ジネディーヌ・ジダン氏(49得点)、カカ氏(29得点)、デイビッド・ベッカム氏(20得点)、ルート・ファン・ニステルローイ氏(64得点)、ルイス・フィーゴ氏(56得点)、そして現在のチームメイトであるイスコ(51得点)よりも多い」

 また、キャリア通算での得点記録についても言及している。

「彼はスペイン代表として23ゴール、マドリー加入前のセビージャでも3ゴールを決めており、キャリア通算得点は126。これはDFでは現在バルセロナで指揮を執る元オランダ代表ロナルド・クーマン氏、元アルゼンチン代表ダニエル・パサレラ氏、元スペイン代表フェルナンド・イエロ氏らに次ぐ6位の記録だ」

 なお、英紙『The Sun』が発表したDFのキャリア通算得点ランキングトップ10は以下の通り。カッコ内は得点。
 
1 ロナルド・クーマン(253)
2 ダニエル・パサレラ(175)
3 フェルナンド・イエロ(163)
4 ローラン・ブラン(153)
5 グレアム・アレクサンダー(130)
6 セルヒオ・ラモス(126)
7 スティーブ・ブルース(113)
7 パウル・ブライトナー(113)
7 ロベルト・カルロス(113)
10 フランツ・ベッケンバウアー(109)

 「個人の記録は二の次だが、チームの勝利に貢献し続けている限り、もっとゴールを奪えることを願っている」と上積みに意欲を見せた34歳のキャプテン。これからも闘志溢れる白熱のプレーを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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