ロドリゴ弾で撃ち合いを制したマドリーがCL初勝利! 敗れたインテルは3試合で勝点2の崖っぷち

2020年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーが2点を先取する展開

ともに1ゴールずつを奪ったS・ラモス(左)とラウタロ。(C)Getty Images

 現地時間11月3日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第3節(B組)で、ここまで1分け1敗のレアル・マドリーが2分けのインテルをホームに迎えた。

 まだ勝ちがない両雄の一戦は、立ち上りからマドリーがボールを握り、インテルがカウンターを仕掛ける展開。いい形を作っていたのは後者のほうだったが、均衡を破ったのは前者だった。

 25分、元マドリーのハキミのバックパスのミスを突いてボールを奪ったベンゼマが、GKハンダノビッチをあっさりかわして、無人のゴールに流し込む。

 ラッキーな先制ゴールを奪ったラ・リーガ王者は、さらに33分に、クロースのCKにセルヒオ・ラモスが合わせる"十八番"の形で追加点を挙げる。

 ここまではホームチームの理想的な展開だったが、その2分後にすぐに1点を返される。バレッラの咄嗟のヒールパスを受けたラウタロに、守護神クルトワの牙城を破られた。

 この1点で息を吹き返したインテルは70分、ラウタロが頭で落としたボールを、ペリシッチが左足で巧みに振り抜き、同点ゴールを叩き込む。その後もラウタロやペリシッチが惜しい場面を作り出したが、結果的に逆転ゴールを奪えなかったのが痛恨だった。

 迎えた80分、勝ち越しゴールを奪ったのはマドリー。左サイドからパスを受けた途中出場のロドリゴが、力強い右足ショットをネットに突き刺してみせた。

 試合はこのまま3-2で終了。マドリーは今シーズンのCL初勝利、一方のインテルは3試合で勝点2と早くも崖っぷちに立たされた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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