柏のトップチーム所属選手1名がコロナ陽性。11月3日の仙台戦は中止が決定、週末のルヴァン杯決勝は実施の方向

2020年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

柏ではスタッフ2名の発熱も確認されているという

柏は今週末にルヴァンカップ決勝が控えている。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは11月2日、翌日に開催予定だったJ1リーグ第26節のベガルタ仙台と柏レイソルの一戦の開催中止を発表した。柏で1名が新型コロナウイルス検査で陽性と診断され、まだ検査結果が得られていない2名について、濃厚接触疑い者の特定が試合開始までに行なえないため、としている。

 中止となるのは、11月3日の13時キックオフで仙台のホーム・ユアテックスタジアム仙台で開催予定だったゲーム。代替日は決定次第発表される見通しだ。

 柏が公式ホームページで公表したところによると、トップチーム所属の選手1名が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたという。発熱はないものの、10月31日の夜に風邪の症状がみられ、翌日からチーム活動を欠席し、PCR検査を受けたという。
 
 さらにクラブは次のように発表している。

「現在のところ、当該選手は自宅で静養し体調回復に努めています。さらに、現時点でスタッフ2名の発熱が確認されており、本日PCR検査を実施いたしました。こちらの検査結果は、追って皆様に公表させて頂きます。なお、今後保健所による濃厚接触者の判定をいただき、その結果や保健所の指導に沿って適宜対応していきます。また、早急にトップチームおよびクラブスタッフにPCR検査を実施する予定です」

 柏は11月7日に開催予定のルヴァンカップ決勝にも勝ち進んでいる。FC東京とファイナルについて、Jリーグは「専門家チーム指導のもと、柏レイソルの選手・スタッフに対して複数回のPCR検査を実施し、試合開催に向けて準備を進めていく」方針だという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事