【J1】首位川崎が多摩川クラシコを制し12連勝!ガンバは10戦負けなしで2位キープ、FC東京は5位転落

2020年10月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

中村憲剛の40歳バースデー弾が決勝点に!

中村の40歳のパースデーゴールが川崎に12連勝をもたらした。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは10月31日、各地で25節の7試合を開催。首位の川崎フロンターレは中村憲剛の決勝弾で12連勝を飾っている。

 川崎は、ホームでFC東京との「多摩川クラシコ」に臨んだ。試合は1対1で迎えた終盤の74分、川崎が三苫薫からの折り返しに中村が左足で合わせてネットを揺らし、勝ち越しに成功。結局、この日40歳の誕生日を迎えた中村のバースデーゴールが決勝点となり、川崎が2対1で勝利を収めた。12連勝とした川崎は勝点を68に伸ばした。一方のFC東京は同47で5位に転落している。

 2位のガンバ大阪は、ホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦。立ち上がりに先制されたG大阪だったが、16分に井手口陽介のゴールで同点とすると、62分にはパトリックが勝ち越しゴールを挙げ、逆転勝ちを収めた。G大阪は勝点51で2位をキープしている。札幌は同27にとどまった。

 前節5位の名古屋グランパスと同6位の鹿島アントラーズの上位対決は、序盤の7分に金崎夢生のPKで名古屋が先制。堅い守りで鹿島の猛攻を凌いだ名古屋は終盤にもマテウスが追加点を挙げ、2対0とクリーンシートで勝利を収めた。名古屋がカシマスタジアムで完封劇を演じるのはJリーグ創設以来初めて。名古屋は勝点48で3位に浮上している。一方鹿島は同45のままで6位となった。

 最下位のベガルタ仙台はホームにサンフレッチェ広島を迎えての一戦。互いに決め手を欠いた試合は、0-0のドロー決着。17位の清水エスパルスも敵地での柏レイソル戦をスコアレスドローとした。一方、16位の湘南ベルマーレは横浜FCとの神奈川ダービーを1対0で制し、勝点3を積み上げて、勝点17としている。そのほか、大分トリニータ対浦和レッズも0-0のドローで終えている。

J1・25節(10月31日)の結果は以下の通り。


仙台0-0広島
大分0-0浦和
湘南1-0横浜FC
柏0-0清水
鹿島0-2名古屋
川崎2-1FC東京
G大阪2-1札幌

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

J1リーグ 順位表(25節終了時)
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