現地時間10月25日、スペイン２部レガネスの柴崎岳が新天地での初ゴールを記録した。これを受け、クラブ公式SNSでは、ユニークな方法で日本人の初弾を伝えている。

　日本代表のオランダ遠征から復帰後、３試合連続でスタメン出場を果たした柴崎が魅せたのは、０-０で迎えた61分だった。敵のペナルティエリア内に顔を出し、マイケル・サントスの折り返しに反応し、ブロックに来た相手を華麗なダブルタッチでかわして、右足一閃。強烈なシュートで鮮やかにゴールを揺らした。

　チームは87分に追加点を奪い、後半アディショナルタイムに１点を返されたものの、２-１で勝利。今シーズン５勝目を挙げている。
 

　ヘタフェ時代の2017年9月16日に行なわれたバルセロナ戦以来、約3年ぶりとなるゴールを決めた日本代表MFは、試合後に自身のSNSを更新。「嬉しい」と素直に綴った。

　そして、クラブ公式では「歴史の１ページ…日本人選手の初ゴール」と題し、柴崎をヒーローに見立てた"アメコミ"風タッチの４コマ漫画を公開している。

　「ここでレガネス初ゴールを…」と呟きながら右足を振りぬく瞬間から、「ナイス！ウルグアイのファイター！」と叫びながら、アシストのサントスらと抱擁するシーンを丁寧に描いている。

　この手のこんだ仕事ぶりにファンも大興奮。「ないっしゅー！」「こういうの大好き」「Gaku! Gaku! Gaku!」「何て嬉しいことなんだ」といった熱烈なコメントが寄せられている。

　現在、首位エスパニョールと勝点差２の４位につけるレガネス。１年での１部昇格へ、日本の"ヒーロー"柴崎の大暴れに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】主人公はガク！ゴールシーン完全再現のアメコミはこちら！