「つまずいた」“初先発”の久保建英にスペイン紙はチーム最低評価「ファウルで止める敵の策に…」

2020年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

チーム最低タイの星1つ

カディス戦で今シーズン初めてスタメンでリーガのピッチに立った久保。 (C) Getty Images

 現地時間10月25日に開催されたラ・リーガ第7節で、久保建英が所属するビジャレアルは、敵地で昇格組のカディスと対戦(スコアレスドロー)。ここまで開幕6戦連続でベンチスタートだった久保が、ラ・リーガでは今シーズン初めてとなるスタメン出場を果たした。

 3日前に行なわれたシワススポルとのヨーロッパリーグ(EL)初戦(5-3の勝利)で移籍後初先発を飾り、1ゴール・2アシストと大活躍した19歳は、4-4-2のセカンドトップでプレーした(試合途中から徐々に4-3-3の右ウイングに移行)。

 だがこの日は、前半のシュートがゼロで終わるなど、チーム全体がカディスの堅守に苦戦。久保も積極的にボールに絡んで打開を図るも、厳しいマークに遭い、決定的な仕事はできなかった。

【動画】久保建英がリーガ初スタメン!カディス戦のハイライト
 結局、61分に最初の選手交代でライバルのサミュエル・チュクウェゼと入れ替わりでベンチに下がった久保に、スペインのメディアは厳しい見方をしている。

 全国紙の『MARCA』と『AS』の評価は、ともにチーム最低タイの星1つ(3つが最高)。後者は次のように綴っている。

「つまずいた。彼はヨーロッパリーグでの素晴らしいパフォーマンスの後に、スターターとしてデビューしたが、ファウルで彼を止めるという最善の方法を見つけた激しい敵の守備に対抗することはできなかった」

 チーム全体が手を焼くなか、違いを作り出せなかった久保。期待が大きかっただけに、評価も辛口となったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】得意の左足で正確なショット!久保建英の今シーズン初ゴールはこちら(14秒~)
 

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