前ユベントス監督のサッリがフィオレンティーナへ? 伊紙がイアキーニの解任説を報じる!

2020年10月23日 ワールド

10月25日のウディネーゼ戦の結果次第では

解任報道が流れたフィオレンティーナのイアキーニ監督。(C)Getty Images

 4節を消化したセリエAで、早くも指揮官の交代があるかもしれない。3戦3敗(3節のジェノア戦は延期)で最下位に沈むトリノのマルコ・ジャンパオロよりも先に解任されそうなのが、フィオレンティーナのジュゼッペ・イアキーニ監督だ。
 
 フィオレンティーナは1勝1分け2敗の12位。開幕戦こそホームでトリノに1-0で勝利したものの、2節のアウェーでのインテル戦は終盤まで3-2とリードしながら、87分、89分にゴールを許して3-4で敗れた。
 
 3節のホームでのサンプドリア戦にも1-2で敗れて連敗。続く4節は、昇格組のスペツィア相手に2分と4分にゴールを決めて開始早々2点リードしたものの、39分と75分に失点して2-2で引き分け。このドローでイアキーニ監督の足下がぐらつき始めた。
 
 22日、イタリアの一般紙「Corriere della Sera」のフィレンツェ地方版「Corriere Fiorentino」は、「サッリの波がイアキーニを襲う」という見出しで、フィオレンティーナが前ユベントス監督のマウリツィオ・サッリを新監督として招聘すると報道した。10月25日に行なわれるホームでのウディネーゼ戦が、イアキーニ監督のラストチャンスと伝えている。
 
 こうした状況の中、フィオレンティーナのロッコ・コンミッソ会長は「サンプドリア戦とスペツィア戦の結果は残念だが、イアキーニ監督と前進していく。彼の処遇を話し合っていないし、サッリとも会っていない」と解任する考えはないと強調している。それでも現地メディアは、監督交代は既定路線と見ているようだ。イアキーニ監督にとって、ウディネーゼ戦の結果が非常に重要になるのは間違いない。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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