坊主頭に変貌したC・ロナウド、これまでの“ユニークヘア”の変遷を英紙がプレイバック!「チームメイトに怒られ…」

2020年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

少年時代は「ボーイッシュカール」

左からスポルティング、ユナイテッド、マドリー、ユベントス時代のC・ロナウド。髪型は年々変化している。(C)Getty Images

 ポルトガル代表の活動中に、新型コロナウイルスの検査で陽性が発覚したため、現在はイタリアの自宅で隔離生活を送っているクリスチアーノ・ロナウドが10月21日、自身のインスタグラムで最新ヘアスタイルを公開。披露したのはなんと、坊主姿だった。

 この投稿は瞬く間に話題となり、インスタグラムには投稿から17時間で1200万近い「いいね」がつくなど大反響。また各国メディアもその変貌ぶりをこぞって報道し、世界中がスーパースターの"頭"に熱視線を向けている。

 そんななかで、英紙『The Sun』ではこれまでにも幾度となく個性的なスタイルで賑わせてきた、C・ロナウドの髪型の変遷に着目。「ボーイッシュカール」と名付けた少年時代のものから順に振り返っている。

「子供の頃のボーイッシュなカールは、彼がソーシャルメディア上で長年にわたって共有してきた様々なプレイバック写真で明らかになっている。当時はまだヘアージェルの素晴らしさを知らなかったため、よりふんわりした髪型をしていた。また、彼は髪を短く剃って全体的にしっかりとした髪型もしていた。シンプルだが効果的だ」

 次いで18歳で、マンチェスター・ユナイテッドに加入した際の変化は、こう説明した。

「ロナウドが初めてオールド・トラフォードに来たとき、彼のカールは最初のトレーニングセッションでもまだはっきりとしていた。その後ユナイテッドの最初の写真撮影の場では、金髪の筋を伴っていたが、チームメイトに怒られたことで、彼は短めの髪型に変えざるを得なくなった。それでも筋は残した」

 さらに「ユーロ2004では、バックとサイドを短く刈り上げトップも少し短くし、前髪を上に向けて金髪の毛先を見せた。これがロナウドの最初の『トレンディ』な髪型だ」とし、24歳でレアル・マドリーに加入時のヘアスタイルについては、次のように紹介している。
 
「マドリーと契約したとき、彼は世界最高の選手の1人であると、再証明しなければならないことを知っていた。そこで見せつけたのが、トップを短くカットし、トイレのブラシのように尖ったものだ。金髪の毛先は、彼の今までにない日焼けにもマッチしていた。だが、これが彼のベストではなかったのだろう」

 そしてその後、何度かマイナーチェンジを繰り返し、33歳でユベントスに移籍した際には以下のようになったとしている。

「イタリアの巨人に加入以来、彼は多数の異なるヘアスタイルにしている。1 つは、滑らかで短く、そのうえで、トップで分けられワックスで接着されていたものだ。そして昨シーズンはトップを結び、パートナーのジョージナ・ロドリゲスに三つ編みをさせていた」

 そんな変遷を経て、ポルトガルのレジェンドの最新ヘアは坊主へと辿り着いたのだ。一体どのような心境で、このような大胆なスタイルにしたのかは定かではない。単なる気分転換なのか、それとも何か強い気持ちの表われなのか。いずれにしても、ニューCR7のプレーにますます注目が集まるのは間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「髪がなくても"神"」C・ロナウドが投稿したまさかの坊主頭姿はこちら

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