名古屋が粘りを見せるも…横浜が自慢のアタックを繰り出し、力強く勝点3!

2020年10月21日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

小池のお膳立てから渡辺が決勝点!

先制点を挙げたE・ジュニオ(中央)。前線の基準点としても良い働きを見せた。(C)SOCCER DIGEST

 6位・横浜がホームに5位・名古屋を迎えた一戦は、2-1で横浜が勝利を収めた。

 序盤にペースを掴んだのは横浜。9分、21分、33分と天野が決定機を作れば、12分にも渡辺が強烈なミドルで相手GKを慌てさせる。ただ、いずれもゴールを割ることはできず。名古屋の集中力ある守備をこじ開けられない。

 対する名古屋はマテウスや金崎など個の高い能力で局面を前に進める場面はあるものの、そうした"点"がなかなか"線"とならず、効果的な攻撃を繰り出せない。

 やや攻めあぐねていた横浜だったが、41分、ついに均衡を破る。前線で起点となったE・ジュニオから天野→松田とつなぎ、左サイドから仕掛けた松田のクロスをE・ジュニオが押し込み、ホームチームが先制に成功する。

 後半に入ってもリードする横浜が主導権を握り、自慢の攻撃力で相手を押し込んでいく。69分には一瞬の隙を突かれて、元チームメイトのマテウスに同点弾を許したが、80分に突き放す。左サイドからカットインした小池のお膳立てから、渡辺が左足のシュートでネットを揺らし、2-1とする。

 試合はそのままタイムアップ。粘りを見せる名古屋を振り切った横浜が、力強く勝点3を手中に収めた。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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