「いつも3、4点が必要になる」チェルシー主将が守備の“脆弱さ”に嘆き!ミス連発の守護神については…

2020年10月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「僕たちは改善しなければいけない」

守備の“脆弱さ”を嘆いた主将のアスピリクエタ。チェルシーは5試合で9失点を喫している。(C)Getty Images

 10月17日のプレミアリーグ第5節、チェルシーはサウサンプトンと3-3で引き分けた。2点を先行しながら同点とされ、再度勝ち越したもののアディショナルタイム被弾で再び追いつかれている。

 先月のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦も、後半の3得点で追いつくという逆転の展開ではあったが、前半だけで3失点を喫している。

 英衛星放送『Sky Sports』によると、フランク・ランパード監督は、相手に多くのシュートを許していないと指摘しつつ、守備の改善に取り組んでいくと話した。

「時間とともに取り組んでいかなければいけない。教訓から学ばなければね。スタッツは分かっている。被シュート本数が2番目に少ないというスタッツもね」

 一方、キャプテンのセサル・アスピリクエタは「守備が堅固ならチーム全体の自信になる。守備が弱いと、試合のたびに3、4点が必要と感じてしまう」と、チームとして改善が必要と話している。
 
「僕はいつも集団としてサッカーを見る。僕たちは改善しなければいけない。一緒に守るために決断を下さなければいけないんだ。ポジションは関係ない。毎日美しいサッカーはできないけど、それでも結果を出さなきゃいけないんだ。僕らは守備を改善しなければいけない」

 以前からミスによる失点を批判されているGKのケパ・アリサバラガは、サウサンプトンでも厳しく評価された。同じスペイン人のアスピリクエタは「彼を知って長い。僕はいつも彼を助けようとしている。僕らは強い気質と個性を持ち、取り組んでハードワークしなければいけない」と鼓舞した。

「彼が状況を変えるためにハードワークで全力を尽くすと確信している。チーム全体が集団として戦っているんだ。GKは状況が異なるけど、彼がハードワークし、ベストを尽くすことには疑いない」

 チェルシーは20日のチャンピオンズ・リーグ開幕戦でセビージャをホームに迎える。昨シーズンのヨーロッパリーグ覇者にクリーンシートを達成できるか注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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