「その痛みは想像しがたい…」フラメンゴDFが股間を踏まれて涙の退場。地元メディアも哀れむ“悲劇”

2020年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

接触プレーで起きた悲劇

プレー中の出来事とはいえグスタボを襲った悲劇はあまりに酷すぎた……。 (C) Getty Images

 激しく火花を散らすバトルのなかで起きた"悲劇"が話題を集めている。

 事の発端となったのは、現地時間10月18日に行なわれたブラジル全国選手権の第17節、コリンチャンス対フラメンゴの一戦で起きたアクシデントだ。

 フラメンゴが先制して迎えた35分だった。接触プレーで股間を踏まれてピッチに倒れたフラメンゴのブラジル人DFグスタボ・エンリケがベンチへ交代を訴えたのだが、その股間が血で染まっていたのだ。

 自力で立ち上がり、ロッカールームへと去っていったグスタボ。試合後にフラメンゴは「彼は睾丸に裂傷を負った」と声明を出したが、自らの股下の"惨状"と痛みから涙を流していた去り際は、まさに目も当てられない痛々しい状態であった。
 
 27歳のブラジル人DFを襲った悲劇に各国メディアからも同情の声が上がっている。ブラジルのあらゆるスポーツ情報を発信しているポータルサイト『UOL』は、「グスタボはトラウマになる苦しみを味わった」とレポートした。

「フラメンゴのDFの白いパンツは真っ赤に染まり、彼は退場するしかなかった。その汚れたユニホームが彼の痛みと苦しみを表している」

 また、ペルー紙『Libero』は、「ブラジル人が悲痛な怪我を負った」と痛々しい状態をエモーショナルに説明した。

「グスタボは激しいプレーからあまりの痛みを伴う怪我を負った。彼は相手に睾丸を踏まれ、涙ながらにピッチを去った。その時の感情は、説明のしようがなく、想像しがたいものだ。自力で歩いた彼の逞しさを称えるべきだろう」

 フラメンゴの発表によれば、今週中に再検査を受けるというグスタボ。彼が再びピッチに戻ってくることを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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