「脅威を提供する」遠藤渓太がウニオン・ベルリン“期待の若手”に選出!

2020年10月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

第3節のマインツ戦で途中出場し、ドイツデビューを飾った遠藤。(C)Getty Images

 今夏に、横浜F・マリノスから1年の期限付きでブンデスリーガのウニオン・ベルリンに加入した遠藤渓太。プレシーズンで負傷したため開幕節には間に合わなかったが、10月2日に行なわれた第3節のマインツ戦で途中出場し、ドイツデビューを果たしている。

 代表ウィークで中断していたブンデスリーガが17日に再開されるにあたり、現地メディア『Bulinews』は、現時点で9位以下の9クラブについて、今後の救世主になり得る、注目すべき23歳以下の選手を特集。ウニオン・ベルリンからは遠藤渓太の名前が挙がり、次のように紹介している。

「ウニオン・ベルリンは昇格して2シーズン連続の残留に向け、マックス・クルーゼら5人のアタッカーと契約を結んだ。その中には、日本のユース世代で活躍するケイタ・エンドウも含まれている。

 2019年のJリーグタイトルを獲得した横浜F・マリノスの一員であるエンドウは、スピード感に優れたウインガーだ。右サイドでも左サイドでも、どちらの足でも敵の守備陣に大混乱を引き起こす能力に長けている。日本では18試合に先発して7ゴール・6アシストを記録した」
 
 そして同メディアは、22歳の日本人アタッカーの加入は、「ウニオンにとって新たな、別の形の脅威を提供することになるだろう」と期待を寄せている。

「セバスティアン・アンデションの空中戦の能力とセットプレーに頼っていたチームにあって、シェラルド・ベッカーと並んで、相手のフルバックの裏を突いて攻撃に拍車をかけ、自らもゴールを狙うことができる。日本人選手はブンデスリーガで成功を収めた歴史を紡ぎ続けており、エンドウもその遺産を継承しようとしている」

 ここまで3試合で1勝1分1敗のウニオン・ベルリンは、18日にアウェーでシャルケと対戦する。ドイツメディアも注目する遠藤の活躍に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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