「解決策はガクだ」柴崎岳が代表戦で抜けたレガネスの問題点を現地メディアが指摘!「不在の穴は顕著だった」

2020年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

中3日の強行日程でリーグ戦へ

ここまで4試合に出場している柴崎。不在の影響は小さくなかったようだ。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 スペインの2部は、インターナショナルウィークだった先週末も、お構いなしにリーグ戦(第5節)が開催された。

 日本代表に選出された柴崎岳を欠いたレガネスは、ホームでジローナと対戦し、0-1で敗れている。

 スペイン紙『AS』は現地時間10月15日、「レガネスの中枢を保護するビタミン剤となるガクが解決策だ」と題した記事を掲載。ジローナ戦でルイス・ペレアも欠場したこともあり、「柴崎不在の穴が顕著に表われていた。中盤の存在感がなかった」と指摘した。

「ガクはクリエイティブなMFであり、MFとFWをつなぐ能力がある。日本代表に招集された彼の不在は、日曜日にジローナに0-1で敗れた試合で特に顕著になった」

 そして、この日本代表MFが戻ってきたことにより、「(ホセ・ルイス)マルティ監督は中盤を強化できる」と綴っている。

 また、AS紙は、指揮官が「オプションである」とした4-2-3-1での、柴崎のトップ下起用を提言。「4-2-3-1はガクがもっとも収まりやすいシステムに思える。ストライカーのすぐ後ろで、プレーメーカーとして、マルティがまだ活用していない役割を果たすことができる。ガク以上にそうした働きができる、純粋な10番はレガネスにはいない」

 懸念はコンディションだ。柴崎は、森保ジャパンの一員として、オランダで行なわれたフレンドリーマッチに2試合ともフル出場している。17日に開催される敵地でのログロニェス戦は、コートジボワール戦から中3日で挑むことになる。ここまで2勝3敗の13位と1部からの降格組としては振るわない結果に終わっているだけに、強行出場する可能性も十分にありそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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