「唯一のゴールをウエダが決めた」ベルギー紙が自国でプレーする日本人選手の活躍を称賛!「ひとつ残念だったのは…」

2020年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「元STVV所属の3人も先発に名を連ねていた」

セルクル・ブルージュに所属する植田(2番)。遠藤航(6番)、冨安健洋(16番)もベルギーでプレーしていた。(C)Getty Images

 オランダのユトレヒトで、史上初の"欧州組"のみで組織された日本代表が臨んだアフリカ勢との連戦は、1勝1分で終わった。

 この様子を注視していたのが、ベルギーのメディアだ。今回、森保ジャパンに招集された三好康児が所属するアントワープの地元紙『Gazet van Antwerpen』は、「ベルギー・リーグでプレーする多くの選手がアフリカとの2連戦に参加していた」とその様子を伝えている。

 セルクル・ブルージュに所属する植田直通が劇的な決勝点を挙げたコートジボワール戦については、「日本は極端な方法で勝利を手にした。立役者となったナオミチ・ウエダはこの日唯一となるゴールを決めた。試合終盤にピッチに現われたにもかかわらず、だ」と報じた。
 
 さらに、自国リーグで活躍する他の日本人プレーヤーたちの活躍ぶりも、このように伝えている。

「ちなみに、ベールスホットに所属する鈴木武蔵は73分までプレー。さらに、この試合のスターティングイレブンには、GKにシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、伊東純也(ヘンク)、鈴木とベルギー・リーグでプレーする3人の日本人が名を連ねた。しかも元STVVの冨安健洋、鎌田大地、遠藤航も先とで登場。ただひとつ残念ながら、アントワープの三好康児はベンチから試合を見守ることになった…」

 ちなみに、ベルギー・リーグでは今回招集された選手以外にも、鈴木優磨、伊藤達哉、中村敬斗、松原后(以上STVV)、森岡亮太(シャルルロワ)がプレーしている。チームで結果を残せば、もちろんチャンスが巡って来る可能性は十分にあるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事