福岡が森本貴幸のギリシャ3部チームへの移籍を発表!「アビスパはJ1にいないといけないチーム」と昇格への想いを託す

2020年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

先月末に双方合意の上で契約を解除していた

昨季は23試合に出場し1得点を記録していた森本。写真:徳原隆元

 アビスパ福岡は10月13日、9月29日に契約解除を発表していた森本貴幸が、ギリシャ3部リーグのAEPコザニへの加入が決定したことを報告した。

 神奈川県出身、32歳の森本は、ヴェルディの下部組織から2004年にトップチーム帯同を許されると、同年に当時Jリーグ史上最年少の15歳10か月6日で公式戦へ出場。さらに15歳11か月28日というJ1最年少得点記録も保持している。

 最年少の出場記録やJリーグでの得点記録は久保建英に塗り替えられたものの、J1での得点については今も最年少記録として燦然と輝いている。

 その後は、イタリア・セリエAのカターニャや、ノヴァーラ、UAEのアル・ナスルなどを経てジェフユナイテッド市原・千葉(当時)で2013年に日本に復帰。川崎フロンターレに移籍後2018年より福岡に加入していた。

 福岡で3年目を迎えていた森本だったが、9月29日に双方合意のもとで契約を解除。今シーズンここまでJ2リーグで3試合に出場し無得点だった。
 
 福岡は13日、クラブの公式ツイッターで森本の移籍を伝え、ビデオメッセージを投稿した。

 動画では「あと何年現役で戦えるか分からんという状況で、自分としては挑戦したいという気持ちをクラブに伝えました。クラブも理解してくれて話を前に進めてくれたので、本当に感謝しています。

 2年半アビスパに所属して、昇格という目標は達成できませんでしたが、本当に福岡という街が好きになりましたし、サポートしてもらえたという気持ちをすごく感じました。

 アビスパはJ1にいないといけないチームだと思うので、本当に今年は良いメンバー、良いスタッフが揃っていて、チャンスだと思うので、是非それを達成してもらいたいです。

 たまに自分の結果をニュースとかで見てもらえたら嬉しいです。本当にありがとうございました」

 森本は同日に、自身のインスタグラムのストーリー(24時間で消える投稿)で、現地の入団会見の様子を報告。新天地で満面の笑みを浮かべている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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