「日本はアジアナンバーワン」「監督の事もリスペクトしている」コートジボワール監督が試合前日会見で語った日本チームの印象と分析は?

2020年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

9日にはベルギーと1-1のドロー

2014年にはザンビア代表を率いて日本と対戦したこともあるというビューメル監督。※写真は会見中のスクリーンショット。

 日本代表は10月13日、遠征先のオランダ・ユトレヒトでコートジボワール代表と国際親善試合を行う。

 それに先駆け、12日にコートジボワールのパトリス・ビューメル監督はオンライン上で試合前日の会見を行ない、冒頭で「まずは今回試合ができることが嬉しく思っています。数日前に世界ナンバーワンとも言われるベルギーと試合をすることができた。そして明日は、日本と対戦できることを嬉しく思っています。日本はアジアでナンバーワンだと思っている。非常に良い機会になると思います」と挨拶をした。

 コートジボワールは9日にベルギー代表と親善試合を行ない、1-1の引き分け。バチュアイ(チェルシー)のゴールでベルギーに先制されるものの、フランク・ケシエ(ミラン)のPKによるゴールで同点に追いつく粘り強さを見せた。その試合では二コラ・ペペ(アーセナル)やウィルフリード・ザハ(クリスタル・パレス)などイングランドのプレミアリーグで活躍する選手たちも出場していた。

 一方でエリック・バイリー(マンチェスター・ユナイテッド)の負傷離脱も発表されるなどコンディション調整には苦しんでいる様子で、「何人か怪我人は出ている。プレーするのが無理な選手はクラブに返そうと思っている」とし、「25人の選手で合宿をはじめ、残念ながら治療でクラブに戻る選手もおりますが、最大限の選手に最大限のプレー時間を与えたいと思っている」と離脱者がいる反面、多くの選手を起用していく方針も明かした。
 
 また日本については、「我々は日本チームのプレーについてはすでに分析済みです。日本は年々成長しているチームだと思います」と万全の準備を行なっていると語る。

「カメルーン戦も見たが、その試合だけでなく日本は最初から最後まで足が止まらない、運動量が落ちることなく前からプレスをかけているチームですので、それに対して私はミーティングでプレッシングが来ることは伝えている」

 さらに、「日本のチームは常連というか、キャリアの長い選手と新しく入ってきた選手が非常に良くミックスされている」とチームの印象を語ると、「監督のことも非常にリスペクトしています。日本チームは前に向かう姿勢があるチームで、チームのために一生懸命プレーしている。だから、明日は非常に良い試合になると思っている」と意気込みを語った。

 日本対コートジボワールの一戦は、明日13日の日本時間23時45分にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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