「観客もいなければゴールも…」無得点ドローの森保ジャパン、日本人が多くプレーするオランダ&ドイツのメディアの反応は?

2020年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本は勝利を逃した」

決定機を外した大迫(15番)。吉田を中心に守備陣は奮闘したが…。写真:龍フェルケル

 日本代表は現地時間10月9日、オランダ・ユトレヒトでカメルーン代表との国際親善試合を行ない、スコアレスドローでゲームを終えた。

 現地オランダのテレビ局『NOS』は、「ユトレヒト戦で行なわれたカメルーン対日本戦では観客動員なし、ゴールも無し」とやや皮肉を交えて結果を報じている。

「主審のバス・ニホイスが主導権を握った試合は無得点に終わった。日本人ではPSVからビーレフェルトにレンタル中のリツ・ドウアン、タクミ・ミナミノ、主将のマヤ・ヨシダ(元VVVフェンロ)がいた」

 また、現地紙『Algemeen Dagblad』は結果については「カメルーンは良く、日本はチャンスを逃した」とシンプルに伝えつつ、「AZに所属するスガワラが、日本代表でデビュー。ゲンキ・ハラグチと交代して出場した」と綴った。先発した中山雄太、ベンチにいた板倉滉など、エールディビジでもプレーする選手のなかで、フル代表デビューを飾った菅原が注目を集めたようだ。

 そして、堂安と大迫勇也、原口元気が先発し、鎌田大地も途中出場するなどブンデスリーガでプレーする選手も多いことから、ドイツのTV局『Sport1』もこの試合に注目。「日本は勝利を逃した」と伝えている。

「ブレーメンのユウヤ・オオサコが所属する日本代表は、カメルーン戦で勝利を逃した。オオサコやハラグチなどが先発に入ったが、サムライブルーは空席のスタンドを前に0-0で引き分ける。オオサコが絶好のクロスを外したシーンは(何よりも)強烈だった」

 以前からの課題である決定力不足を露呈した日本代表。13日に行なわれるコートジボワール戦で、2020年初ゴールは生まれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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