「ミステリーだ」香川真司の“所属なし”にイタリア有力紙も驚き!「日本の10番からスペイン2部の一兵卒へ…」

2020年10月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

フリーとなっている主な選手は?

サラゴサとの契約を解除し、現在は無所属となっている香川。(C) Rafa HUERTA

 10月5日に移籍市場は終了した。だが、チームを探している選手たちは少なくない。所属先がないフリーの選手たちだ。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は6日、そんな所属先がない「フリーのベストプレーヤーたち」に注目した。サラゴサとの契約解除で居場所を失った香川真司もピックアップされている。

 昨夏に2年契約でサラゴサに加入した香川は、以前から望んでいたスペインでプレーする機会を得た。昨季は2部リーグで31試合に出場し、4得点を記録。だが、昇格プレーオフで敗れ、サラゴサは今季も2部を戦うことになった。

 そして今月2日、サラゴサとの契約を解消するというかたちで退団することが決まった。香川自身は「最初は受け入れられなかった」「望んでいた形ではなかった」と、予想外だったと強調。契約解消となった理由は「僕が聞きたい」と、不明だと話している。
 
 その香川について、『Gazzetta dello Sport』紙は「日本の10番から、スペイン2部サラゴサの一兵卒に。昨季は20試合ほどで2得点(※実際は公式戦36試合出場で4得点)。彼ほど欧州の舞台で試合に出て、得点した日本人選手はいない」と伝えた。

「だが、もはや火花は消えてしまったようだ。2010年から12年まではドルトムントで見事だった。マンチェスター・ユナイテッドではそれより少し下回った。ドルトムントへの復帰は、色あせたコピーだった。そして31歳の今、喜ばしくない経験を経て、彼はチームなしのまま。ミステリーだ」

 同紙は香川のほかに、マリオ・ゲッツェやハテム・ベン・アルファ、マリオ・バロテッリ、アレシャンドレ・パット、サミア・ナスリ、ダニエル・スタリッジ、マリオ・マンジュキッチ、フレディ・グアリン、ロビーニョといった選手たちを「フリーのベストプレーヤー」に挙げている。

 香川をはじめとする数々のフリー選手たちは、早い段階で新天地を見つけることができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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