「許可するわけにはいかない」大迫勇也はカメルーン戦のみ出場でドイツに早期帰国へ。ブレーメンSDが明かした理由とは?

2020年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本サッカー協会と話し合った」

リーグ戦への影響を考慮して、大迫の代表戦出場は1試合のみになるようだ。(C)Getty Images

 ブレーメンに所属する大迫勇也の日本代表招集は、「条件付き」となる見込みだ。

 オランダ遠征を行なう森保ジャパンに招集された大迫は、10月9日に行なわれるカメルーン戦のみの出場になるようだ。4日、同クラブのマネージャーであるフランク・バウマン氏が明かした。

「基本的に、(コロナ感染の)危険性のある区域に移動しなければならない選手の活動は許可するわけにはいかない。我々にとって最も重要なのは、次のブンデスリーガの試合に向けて選手を失わないことだ。

 ただ、ユウヤは日本代表に1年以上在籍していなかったので、サッカー協会と今回の規制について話し合い、同意した。(9日の)試合後すぐにドイツに戻り、5日間の隔離期間を経て、翌週木曜日からチームトレーニングに参加して、フライブルク戦に臨むことになるだろう」
 

 オランダでは新型コロナウイルスの感染が拡大しており、ドイツでは「危険なエリア」に指定されている。そのため、かの国から帰国した場合、ブレーメンの保健局では、PCR検査の結果にかかわらず、少なくとも5日間の自主隔離が必要になる。

 そのため、17日に予定されているフライブルク戦にメンバー入りするためには、13日のコートジボワール戦に出場すると間に合わないという判断のようだ。
 
 今回、欧州組のみが招集されている森保ジャパンでは、すでにウエスカ所属のFW岡崎慎司が負傷のために辞退している。大迫も抜けるとなると、コートジボワール戦はFW登録が鈴木武蔵という状況で挑むことになるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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