パリSGがエバートンのイタリア代表FWケーンをレンタルで獲得!「世界最高の選手たちと成長したい」  

2020年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユーベで16歳の時にトップデビュー

パリSGへのレンタル移籍が決定したケーン。(C) Getty Images

 10月4日、パリ・サンジェルマンは、エバートンのイタリア代表FWモイゼ・ケーンを獲得したことを発表した。来年6月までのレンタル移籍で、買い取りオプションが付いていない。背番号は18に決まった。
 
 ユベントスの下部組織出身の逸材は、2016-17シーズンに16歳でトップデビュー。そのシーズンに、欧州5大リーグでは初めて、2000年以降生まれの選手としてゴールを奪っている。
 
 18年にはイタリア代表デビューも飾るなど、その後も順調に成長し、昨夏に5年契約でエバートンに移籍。大きな期待を受けたものの、プレミアリーグヘの適応に苦しみ、1年目は29試合でわずか2ゴールに終わっていた。
 
 エディンソン・カバーニとマキシム・シュポ=モティングが契約満了で退団し、前線の選手層に不安を残していたパリSGへ加わった20歳は、次のようなコメントを発表している。
 
「パリ・サンジェルマン選手になることを誇りに思います。この間チャンピオンズ・リーグの決勝に進出したことからもわかるように、このチームは世界で最高のクラブのひとつです。そのような野心的なクラブに加入できて嬉しい。世界最高の選手たちと一緒に成長するのが待ちきれません」
 
 イングランドで失った輝きを、新天地で再び取り戻せるか。若武者の活躍に注目だ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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