「おかえり」「バモス!」安部裕葵が約8か月ぶりに実践復帰! 現地サポーターからも激励の声

2020年10月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

大腿二頭筋断裂の大怪我から復帰

新型コロナにも感染するなどトラブルに見舞われた安部だが、無事にピッチに戻ることができたようだ。写真:徳原隆元

 現地時間10月3日、スペイン2部B(実質3部)のバルセロナBに所属する安部裕葵が、プレシーズンマッチのバダローナ戦に途中出場。今年2月以来となる実戦復帰となった。

 昨夏に鹿島アントラーズからスペインに渡った21歳は、今年の2月11日に行なわれたプラット戦で右大腿二頭筋を断裂し、フィンランドで手術。2月末には日本に帰国してリハビリを続け、8月にスペインに戻っていた。

 しかし、チームトレーニングに合流できる状態になった矢先の8月28日に、PCR検査で新型コロナウイルスの陽性が発覚。隔離期間を経て、9月9日に個別練習に復帰していた。
 
 本格的にチームへ合流した25日には、SNSに「約8か月ぶりにトレーニングに復帰しました。応援してくれた人に感謝を伝えたいです。アリガトウ~」と英語で綴り、喜びを爆発させていた安部。それから約1週間でようやく実戦復帰を果たした。

 公式HPのレポートによれば、安部はバダローナ戦で64分から出場。積極的にボールに絡み、ドリブルで相手陣内に切り込む場面もあったようだ。

 試合の翌日、公式SNSアカウントが復帰を報告すると、現地サポーターからは「おかえり!」、「バモス、ヒロキ!」、「ヒロキはケガさえなければファーストチームにいたかもしれない。頑張れ!」などの声が寄せられている。

 バルセロナBは10月17日にシーズン初戦を迎える。苦しい8か月を送った若武者の完全復活に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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