武藤と乾が“縦の2トップ”で先発出場のエイバル、退場者を出すも劇的AT弾で今季初勝利!

2020年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

バジャドリーのPKをストップ

前節に続いて先発でピッチに立った武藤(左)と乾。 (C)Getty Images

 10月3日に行なわれたラ・リーガ第5節で、エイバル乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルがアウェーでバジャドリーと対戦した。

 日本人アタッカーコンビは、前節に続いて揃って先発出場。武藤が4-2-3-1の1トップ、乾はその後方のトップに入り、2人が縦関係で並んだ。

 エイバルは30分、敵のハンドで獲得したPKをCBのブルゴスが決めて先制ゴールを奪う。

 37分の右サイドを崩され、トニ・ビジャに同点ゴールを許したエイバルは後半開始早々にPKを献上。しかし、グアルディオラのキックをGKドミトロピッチがセーブし、大ピンチを凌ぐ。

 直後の50分には、乾のミドルシュートが敵に当って宙に浮いたボールを武藤が狙うも、枠を捉えられない。

 迎えた74分、MFディオプが不運にもラフプレーをとられて一発レッドで退場。中盤を埋める必要があるため、エスポーシトを投入して武藤がベンチに下がる。

 このままドローで開幕5戦勝ちなしかと思われた後半アディショナル1分、直前に乾に代わって入ったDFアルビージャが左サイドからクロス。これにケビン・ロドリゲスがヘッドで合わせ、劇的な勝ち越しゴールを奪う。

 これが決勝点となり、エイバルがアウェーで2ー1の勝利。開幕5試合目で今シーズン初勝利を挙げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】スペインメディアも称賛!乾貴士が披露したキレキレドリブルはこちら
 また、同じく全国紙の『MARCA』も、逆サイドのペドロ・レオンとともにチーム最高の「星2つ」の評価。武藤は両紙とも「星1つ」だった。

 チームは3連敗となったものの、2人のサムライ戦士の動きは悪くなかった。次節、10月3日に開催されるバジャドリー戦で今シーズン初勝利に導く活躍ができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 

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