【山形】川崎を契約解除となった藤嶋栄介の加入を発表!「チームを勝たせられるGKになりたい」

2020年10月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

山形はGK2選手が負傷中

松本時代のコーチだった石丸監督と山形で再会した藤嶋。※写真は会見中のスクリーンショット

 モンテディオ山形は10月1日、クラブのホームページでGK藤嶋栄介の加入を発表。翌日の練習後にオンライン上で同選手の加入会見を開いた。

 28歳の藤嶋は、大津高、福岡大と進みサガン鳥栖でプロキャリアをスタートした。その後、千葉、山口、松本などを渡り歩き2019年に川崎フロンターレに加入。しかし、怪我にも苦しみ、公式戦出場は果たせなかった。

 9月28日に川崎を「両者合意のもと」で契約解除となっていた藤嶋は、「個人的なところもありますが、フロンターレの強化部と話し合いを進めたうえで、今回は契約解除してもらうという形を取っていただきました」と経緯を説明した。

 そして、「いつでも行けと言われれば行けるような準備は常にしている」と語り、「去年1年間怪我をしていて、今年も試合出場することができていなかったので、まずは試合に出ることを目標に、そのなかでも僕自身が出せる違いだったり、"ウリ"を表現しつつチームの勝利に貢献したいというのが今の目標です。1試合1試合、目の前の試合でプレーできるように日々練習から努力していきます」と新天地での活躍を誓った。
 
 山形は先月23日の岡山戦で、GK櫛引政敏が左膝前十字靭帯を断裂。さらにGKミン・ソンジュンも練習中に右第五中足骨を骨折して、3か月の離脱が発表されていた。

 背番号42を背負うことになった藤嶋は「チームを勝たせることができるゴールキーパーになりたい。連勝していけばまだまだ昇格の可能性もあると思っているので、勝つために何ができるのかというのを1日1日考えながら、無駄な時間を過ごさないようにやっていきたいと思います」と意気込んだ。

 現在山形は、J2リーグで勝点29で16位と低迷している。J1昇格となる2位までは勝点14差あるものの、リーグ戦は折り返しを迎えるところ。藤嶋の加入が後半戦に向けた起爆剤となるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事